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福山雅治「大恩人は祖母」発言に黒柳徹子が涙する

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福山雅治「大恩人は祖母」発言に黒柳徹子が涙する

 

 歌手の福山雅治が12月1日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した。

 

 番組で、司会の黒柳徹子から「あなたにとっての大恩人とは?」と聞かれた福山は、「祖母」と回答。

 

 小学生の頃、近所の道場で空手を習っていたという福山。「『殴ったり蹴ったり絶対しちゃいけないよ』と言われるんですけど、言われれば言われるほど、試したくなるんですよね」と振り返るほど、やんちゃな子供だった。

 

 このため母親からは、しょっちゅう叱られていたが、祖母はまるで違っていたという。

 

「(祖母から)一度も怒られたことがない。ばあちゃんは、若くしてじいちゃん(夫)を亡くし、女手一つでみかん畑をずっとやっていて。農家なんかやったこともないのに嫁いできて、『産めよ殖やせよ』の時代だったので、こどもを5人とか6人産んで。

 

 それなのに、早くにじいさんをなくしてしまったので、ばあちゃんは1人でみかん畑をやりながら、ずっと子供達の世話もして生きてきた」

 

 さらに、「僕もう、その話だけで尊敬してきたんですけども、そのばあちゃんから一度も怒られたことがないんです。それで、どこかで『このばあちゃんにだけは絶対に恥をかかせてはいけないな』『泥を塗るような真似はしちゃいけないな』と思って」と続けていた。

 

 福山は前回『徹子の部屋』に出演した際(2016年9月22日放送)も、この祖母について語っている。

 

 番組では、福山が撮影したという、祖母の手が写ったモノクロ写真を公開。アップで撮られていて、シワシワだ。

 

「これは、ばあちゃんが70代のころ(の写真)じゃないですかね。母親もそうなんですけど、わりと節が太くて似ている。ばあちゃんの手に、自分の手も似ているのが好きです」

 

 この写真に思わず黒柳は、「本当に働いた人の手ですね。細かいことから大きなことまで、全部やれる手。いいですね。働きものの手って」と涙していた。

 

 福山は「この手で仕事して、生きてきて。その手で僕らもそうだし、うちの母親も育ててくれた」と語りながら、しみじみと自分の手を眺めていた。

 

「18歳で長崎を出たときは、ここにいても自分のなりたいものにはなれない」と、故郷に背を向けた形での上京だったという福山。祖母は2008年に亡くなったというが、祖母に恥をかかせないという福山の姿勢は、これからも変わることはないだろう。


NMB48の新エース「白間美瑠」お父さんの枕の匂いが大好き

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NMB48の新エース「白間美瑠」お父さんの枕の匂いが大好き

 

ーー10月に、20歳になって変わったことは?

 

「みんなを笑わせたり、はしゃぐ部分はまったく変わってないですね。精神年齢はNMB48に入った14歳のままです(笑)。ただ、後輩より私をかわいがって! っていう、メンバーに対する妹的な嫉妬はなくなった気がします」

 

ーー20歳になるってどんなイメージ?

 

「もっとしっかりしたお姉さんになろうって思ってたんですけど、実際になってみて、ぜんぜん違うなって。20歳になったらいろいろ考え出すとかよく聞くんですが、別に自分は考えなくていいかなと思ってます」

 

ーーNMB48で初の単独センターを務めた感想

 

「これまでWセンターはさせていただいたことがあるんですけど、単独でのセンターは今回の『まさかシンガポール』が初めてで。ただ、この曲はNMB48のアルバムのリード曲なので、次はちゃんとシングルで、表題曲のセンターを狙いたいですね」

 

ーー夏の総選挙で12位に入り、何か変わった?

 

「AKB48の選抜メンバーでお仕事をする機会が増えたので、視野が広がりました。私、負けず嫌いなんです。NMB48でセンターを取りたいって、いつも言ってるんですが、最近はAKB48でも絶対センターを取ろうと思ってます」

 

ーー現在のNMB48はどんなグループ?

 

「大阪なんで、みんな面白い(笑)。それにかわいいだけじゃなく、決めるところはバシッと決めるグループですね。あと、それぞれ得意な分野がしっかりある。たとえば私も去年からスノボを習い始めて、滑れるようになりました」

 

ーー理想の男性のタイプは?

 

「パパですね。お父さんの枕の匂いなんかも大好きです。私、今でも普通にお父さんとお母さんのあいだに入って寝たりするんですよ。ちっちゃいころから一緒に寝てるから、その匂いが落ち着くんです。お母さんは、めっちゃクサい! って言ってますけど(笑)」

 

ーーふだん、自宅では裸なんだとか?

 

「全裸ではなくて、パンツ、ブラジャーだけの下着姿です。お父さんと弟は、もう最近はなんも言ってこないです。で、なんか言えよって思って、下着を買ったら弟に見せて、これ、どうなん? 興奮すんの? って、ちょっかい出したりするんですけど、おまえのガリガリの体で興奮するか! って言われます(笑)」

 

しろまみる
20歳 1997年10月14日生まれ 大阪府出身 B型 T160 ニックネーム:みるるん NMB48チームM所属(AKB48チームA兼任) 2010年、NMB48一期生としてデビュー。2016年末のNHK紅白歌合戦「AKB48 夢の紅白選抜」では15位だった

 

写真・西田幸樹
スタイリスト・八杉直美
ヘアメイク・新井祐美子

 

(週刊FLASH 2017年11月28日号)

本郷奏多「エレベーターのボタンも指で押せない」驚きの潔癖症

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本郷奏多「エレベーターのボタンも指で押せない」驚きの潔癖症

 

 俳優の本郷奏多が、12月1日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演し、潔癖症エピソードを語っていた。

 

 本郷の潔癖症レベルは、同じく潔癖症で有名な司会の坂上忍も一目置くほど。

 

 坂上は「僕も(潔癖症が)けっこうなものなんですけど、本郷くんと共演させていただいたときに、僕がドン引きするくらい。ちょっと入院が必要かなってぐらいのレベル」と紹介していた。

 

 ダウンタウン・松本人志に、「もしかしてエレベーターのボタンも、あんまりこう(押すのが嫌)?」と質問された本郷は、「スマホの角とかで」と回答。出演者一同を驚愕させていた。

 

 さらに、外でトイレを使うときなどは、便座を除菌シートで必ず拭き、便座シートがない場合は、「その場でトイレットペーパーで自作する」と発言。本郷は「前回座ったおじさんと間接的にお尻を合わせている(のが信じられない)」と理由を語っていた。

 

 ここで、俳優仲間の神木龍之介からフリップで、「奏多くんの家で飲み物をこぼすと出禁になります。正直かなり気をつけています」とタレコミ。本郷は、「確かに飲み物とかこぼされたら、露骨に嫌な顔はしますね」と素直に認めていた。

 

 2017年6月1日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でも、本郷の潔癖症ぶりが取り上げられている。

 

 番組で、本郷は自宅を公開。玄関脇のクローゼットには、なぜか着替えが3セット用意されており、本郷は「汚い格好で来た友人を玄関で着替えさせます。こうすることによって、汚れを部屋に持ち込ませない」と、当然であるかのように解説していた。

 

 本郷はかつて、食べ物で一番苦手なハンバーグを「肉をぐちゃぐちゃにかき混ぜてつなぎを入れ、ぐちゃぐちゃに人の手でこねて、それを焼いただけ」と、吐き捨てるように語ったこともある。

 

 番組では「主演ドラマの現場で、知らないうちに、自分以外のメンバーでLINEグループが作られていた」とこぼした本郷。本人のこだわりが強すぎて、避けられているのかも。

りゅうちぇるから松嶋菜々子まで「今週の芸能予定表」

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『写真:長田洋平/アフロ』

『写真:長田洋平/アフロ』

 

12月11日(月曜)

[11時]
☆ 歌舞伎座1月公演「壽初春大歌舞伎」浅草寺お練り、松本白鸚・松本幸四郎・市川染五郎(浅草寺雷門)

 

☆ 香水ブランド「アルタモーダ」イベント、りゅうちぇる(ベクトルラウンジ)

 

☆ 戸塚警察署1日警察署長、映画「三十路女はロマンティックな夢を見るか?」武田梨奈(新宿・戸塚警察署)

 

[13時]
☆ 水森かおりヒット報告(大本山永平寺別院長谷寺)

 

[14時]
☆ パチンコ新機種「CRオートレース」プレス発表会、森且行(川口オートレースイベントホール)

 

[18時]
☆ HEROs AWARD 2017、中田英寿・井上康生・村田諒太・香取慎吾・中井美穂(グランドハイアット東京)

 

☆ 太田プロライブ月笑2017クライマックスシリーズ、アイデンティ・火災報知器・パーマ大佐・彦摩呂・入山杏奈ほか(虎ノ門イイノホール)

 

☆ 花田優一出版イベント(紀伊國屋書店新宿本店)

 

☆ 映画「ボリショイ」舞台挨拶、ユリアナスラショーワ・セルゲイカブコワ(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

 

☆ Block Bフォトエッセイ発売イベント(福家書店新宿サブナード店)

 

[19時]
☆ 映画「リベンジgirl」イベント、清原翔(アキバシアター)

 

☆ 「全力直球女子!プレイボールズ」シングル発売発表ライブイベント(恵比寿LIQUID ROOM)

 

12月12日(火曜)

[13時]
☆ 高橋ジョージ& THE虎舞竜、新レーベル新アルバム発売イベント(ヒットスタジオ東京 八重洲店)

 

☆ 映画「カンフー・ヨガ」イベント、中川家・次長課長(アキバシアター)

 

[15時]
☆ 江崎グリコ・スポーツサプリ・リニューアル・イベント、糸井嘉男(AP品川)

 

[16時]
☆ 映画「祈りの幕が下りる時」レッドカーペットイベント、阿部寛・松嶋菜々子・溝端淳平・田中麗奈・春風亭昇太・飯豊まりえ・伊藤蘭・小日向文世(COREDO室町2横仲通り)

 

[17時]
☆ 半崎美子クリスマスライブ(JPタワーKITTEアトリウム)

 

[18時]
☆ 映画「悪と仮面のルール」イベント、玉木宏・新木優子・吉沢亮・中村文則(新宿バルト9)

 

☆ 映画「ボリショイ」舞台挨拶、アンナイサーエワ・ドミートリーダヴィデンコ(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

 

[19時]
☆ BOOWY・DVD発売イベント、ダイノジ・高橋まこと(Zeppダイバーシティ)

 

☆ システィーナ歌舞伎「GOEMON ロマネスク」製作発表、片岡愛之助(ホテルニューオータニ)

 

12月13日(水曜)

[9時]
☆ 大くまモン展オープニングセレモニー、田中美久・小山薫堂(松屋銀座)

 

[10時]
☆ 「オホーツクール」事業発表会、村本大輔・北条ふとし・ビスケッティ佐竹・岡崎朋美(吉本興業東京本部)

 

[11時]
☆ ERA設立シンポジウム、しほり・今野悠夫・桑原みずき(Harmonic Hall)

 

[13時]
☆ 田中光ヒトコマ漫画「サラリーマン山崎シゲル」シリーズ第4彈書籍発売コラボカフェ内覧会、田中光(AMO CAFE)

 

 

[14時]
☆ 「SOMPOパラリンアートカップ2017」表彰式、セルジオ越後・北澤豪・住谷正樹ほか(有楽町朝日ホール)

 

[15時]
☆ 細田守監督最新作発表記者会見(東宝)

 

[16時]
☆ BTS(防弾少年団)新曲発売イベント(横浜アリーナ)

 

[17時]
☆ ももいろクローバーZクリスマスライブ(さいたまスーパーアリーナ)

 

[18時]
☆ 映画「羊の木」舞台挨拶、錦戸亮・木村文乃・優香・市川実日子・水澤紳吾・田中泯・松田龍平(よみうりホール)

 

☆ 映画「バーフバリ 王の凱旋」試写会(神楽座)

 

12月14日(木曜)

[10時]
☆ 映画「フラットライナーズ」イベント、小島よしお・永尾まりや(ソニー・ピクチャーズ試写室)

 

[12時]
☆ 氷川きよしクリスマスライブ(東京国際フォーラム)

 

☆ DVD「怪盗グルーのミニオン大脱走」発売イベント、保田圭(スペースFS汐留)

 

[13時]
☆ 舞台「ドッグファイト」ゲネプロ、屋良朝幸・宮澤エマ・中河内雅貴・矢田悠祐・保坂知寿(シアタークリエ)

 

☆ 舞台「アニー」制作発表、新井夢乃・宮城弥榮・藤本隆宏・辺見えみり・白羽ゆり・青柳塁斗・山本紗也加(汐留・日テレホール)

 

☆ 東京モノレール「ご乗車20億人達成」感謝セレモニー、HKT48(東京モノレール羽田空港第2ビル駅)

 

[15時]
☆ 「WELLNESS AWARD OF THE YEAR 2017」表彰式、奥原希望ほか(株式会社FiNC)

 

12月15日(金曜)

[11時]
☆ 謎解きイベントリアル脱出ゲーム「沈みゆく豪華客船からの脱出」プレス公演、花澤香菜(東京ミステリーサークル)

 

12月16日(土曜)

[9時]
☆ ポーラ×ブレストラン スペシャルヨガイベント、沖知子(SLC TOKYO Eスタジオ)

 

[14時]
☆ JUNONガールズコンテスト最終選考会、高橋みなみ・舟山久美子・武田玲奈・黒羽麻璃央・lol・井上苑子(EBiS303)

 

[16時]
☆ 「eo Music Try 2017」グランプリ決定ライブ(大阪心斎橋BIGCAT)

 

12月17日(日曜)

[13時]
☆ 「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム2017」澤穂希(昭和女子大学)

 

[14時]
☆ 映画「嘘八百」舞台挨拶、中井貴一・佐々木蔵之介・友近・森川葵・前野朋哉・堀内敬子・坂田利夫・木下ほうか・塚地武雅・芦屋小雁・近藤正臣(イイノホール)

 

[17時]
☆ KinKi Kidsコンサート(東京ドーム)

 

12月20日(水曜)

[20時]
☆ 滝沢秀明ディナーショー(グランドプリンスホテル新高輪)

 

岡田結実が思わず感嘆の声を漏らした「オスカー男性劇団」

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岡田結実が思わず感嘆の声を漏らした「オスカー男性劇団」

 

「オスカーは女性のイメージが強いですが、男も負けていないというのを見せたい」
「僕ら、失敗しないので!」

 

 ステージ上に並んだ30人のイケメンたちが次々に熱い決意を語る。米倉涼子、上戸彩、武井咲らを筆頭に、7500人ものタレントを擁し、“美の総合商社” ともいわれるオスカープロモーション。

 

 11月14日、同プロが創業以来初めて手がける若手イケメン劇団「男劇団 青山 表参道X」の設立を発表した。この劇団はオスカーに所属するモデルや俳優など、総勢30人で結成。俳優として活躍する栗山航をリーダーに、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリ受賞の西銘駿、『仮面ライダーエグゼイド』主演の飯島寛騎など次世代のイケメンが勢揃いしている。

 

「現メンバーで切磋琢磨しつつも、今後は新メンバー加入による増員や、メンバー減もありえる」

 

 オスカープロモーション取締役副社長の鈴木誠司氏は、同劇団が過酷なサバイバル方式になる可能性を示唆した。

 

 結成式では、村上弘明、前田美波里、剛力彩芽が30人を激励。岡田結実は思わず感嘆の声を漏らしていたが、さまざまなグループが群雄割拠する芸能界で、「失敗しない」勝負強さを示せるか。
(週刊FLASH 2017年12月5日号)

伝説のAV女優「夏目ナナ」おっぱいポロリさえしない理由

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伝説のAV女優「夏目ナナ」おっぱいポロリさえしない理由

 

「トップになったら、その先はいつか落ちるだけ。現役時代はそれが怖かったから、トップにいるときのまま、AVをやめたのかもしれませんね」

 

 2004年、本誌でグラビアデビュー。その後はAVの世界で活躍し、大人気女優として君臨してきた夏目ナナさん(37)。

 

 取材で指定された場所は、東京・六本木のものまねショーパブ「マグナム東京」だった。「ショーがメチャおもしろくて、最近、お気に入りのお店」なのだそうだ。

 

 AV引退後、女優に転身したが、そこでは「脱がない」姿勢を貫いた。

 

「たとえばドラマなんかで『おっぱいポロリ』を求められても、断わってました。テレビで裸を見せてしまったら、お金を出して作品を買ってくれていたファンに、失礼だと思って」

 

 引退直後には桑田佳祐の楽曲『ダーリン』のプロモーションビデオにも出演し、話題を呼んだ。現在でも、映画などへの出演を続けている。

 

 ちなみに引退するときは、「これでもうSEXができなくなる」と落胆していたとのこと。

 

「おつき合いしている方はいませんが、今は女性向けのアダルトグッズがいろいろと進化しているので(笑)。でもお酒を飲んだあと、一人になると寂しくなっちゃうかな」

 

 なにより驚きなのは、引退時と変わらない美しさとプロポーション。ふだんから、ヨガなどで体型をキープするようにしているという。「本誌グラビアにぜひ登場を!」とお願いしたところ、「……ヌード?」と、意味深な笑顔ではぐらかされてしまいました。

 

なつめなな
 1980年1月23日生まれ 2004年1月、デビュー。2007年の引退作『夏目ナナ 引退』(SOD)まで43作がリリースされ、いずれも大ヒットを記録した
(週刊FLASH 2017年11月7日号)

柏木由紀が渡辺麻友に「マイペースすぎて恋愛は無理」と語る

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kasiwagi_yuki_1柏木由紀が渡辺麻友に「マイペースすぎて恋愛は無理」と語る

 

 AKB48の渡辺麻友と柏木由紀が、12月6日放送の『タビフク。』(TBS系)で二人旅に出かけた。

 

 年内をもってAKB48を卒業し、今後 “恋愛解禁” となる渡辺は自身の恋愛観について「大丈夫かな。恋愛がちゃんとできるのかなって自分に対する不安はありますね」と告白。

 

 すると、柏木は「麻友は恋愛できないと思う。マイペース過ぎて、“世界” ぐらい器の広い人とじゃないと無理。私みたいな人と出会ってほしい」と、渡辺を広く深い愛で受け止めてくれる度量を持つ男性の出現を望んでいた。

 

 その発言のように、2人は3歳差ながら、渡辺は柏木を母のように慕い、10年にわたって一緒に活動してきた。

 

 そもそも渡辺と柏木は、2007年にAKB48の同期(3期生)として加入。オーディション時からお互いに印象に残っていることを、2015年6月28日放送の『AKB48 旅少女』(日本テレビ系)で明かしている。

 

 渡辺は柏木について「すごい可愛いくて、びっくりした。もし自分が男子で、クラスの席替えで隣の席に柏木由紀ちゃんが来たら……って想像してた」と初対面時から気になっていたという。

 

 逆に柏木は「お母さんが『可愛い子がいる』って言ってたのが麻友だった」と、柏木の母も渡辺を注目していたことを明かした。

 

 2人は早くからAKB48の選抜メンバーとして先輩たちの輪の中に入って活動してきた。1期生、2期生が多い選抜の中で、結束を深めていったことは想像に難くない。

 

 2012年9月12日放送の『AKBINGO!』(日本テレビ系)では、渡辺が柏木に感謝の手紙を読み上げた。

 

「ゆきりんは本当のお母さんみたいに私の全部を包み込んでくれて、私もいっぱい甘えてきました。新チームB公演のレッスンのとき、私は別のお仕事があって全然覚える時間がなくて、辛くてくじけそうな私を慰めてくれたこともありました。泣く私に向かって、『まゆゆはすごいよ、私、まゆゆにはかなわないもん』って言ってくれたよね。あの言葉があって、頑張ろうと思えたんだよ」

 

 過去に2人で街を歩いていて、渡辺がカットモデルの誘いを受けた際、「お母様もぜひご一緒に」と柏木が母親扱いされたというエピソードもある。公私ともに交流を深めてきた “まゆゆきりん” の結束は、渡辺がAKB48を卒業しても、終生の絆として続いていきそうだ。

山本彩が絶賛した「榊いずみ」遠足でソーラン節歌ってた

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山本彩が絶賛した「榊いずみ」遠足でソーラン節歌ってた

 

「最初、この曲をやりますと言われて、資料をもらったときに『あ、無理』といったん資料を閉じてしまって。それくらい難しい曲で」

 

 こう語ったのはNMB48の山本彩だ。12月10日、東京ドームシティで行われた「第7回AKB48紅白対抗歌合戦」で、山本が披露したのが『失格』という曲だった。

 

 山本と一緒にステージに登場し、アコースティックギターで圧巻のパフォーマンスを見せたのが作詞・作曲を担当した榊いずみ。その榊が、独占インタビューに応じた。

 

「じつは、デビューして10年間……ほとんどギターが弾けなかったんです(笑)」

 

 1992年、『君なら大丈夫だよ』でデビュー。当時は「橘いずみ」という名前で活動し、力強くメッセージ性に溢れたストレートな歌詞から「女・尾崎豊」と称された。

 

「今年はデビュー25周年なんです。我ながら頑張ったなって思います。初めて人前で歌ったのはいつだろうって思い返してみたら、小学校の頃で。何か歌うとみんなが私を見てくれるのが嬉しくて。遠足のバスで石野真子さんの曲や『ソーラン節』を歌ってました(笑)」

 

 高校生でガールズバンドを組み、大学時代、大阪の老舗ライブハウスでバイト中にチャンスがやってきた。

 

「ファンダンゴというライブハウスでアルバイトしているとき、友達に『ソニー主催の新人発掘オーディションがあるから出てみない?』と誘われたのがきっかけです。

 

 大阪人なので東京に出なくてもやっていけるという変なこだわりがあったんですけど、大学の単位が足りなくて(笑)。オーディションで何か変わるかなと思って受けてみることにしたんです」

 

 バリカンで坊主頭にしてオーディションに挑み、見事優勝。デビュー後、『永遠のパズル』『バニラ』『サルの歌』などヒット曲を生み出した。

 

 プライベートでは11年前に映画監督で俳優でもある榊英雄と結婚し、2児の母という顔も持っている。

 

「家事や子育てしながらの曲作りに悩んだ時期もありましたが、子供を迎えに行く17時までをスタジオに入る時間と決めてから、集中できるようになりました。

 

 いまはライブの準備に追われています。子供を早く寝かしつけようとするんだけど、布団から目だけ出して『ママと寝たいな~』なんて言う娘を見てしまうと、とても幸せだと感じます」

 

 そんな家族に支えられたおかげか、配信限定で発表した新譜『HOME』は、日常のあたたかさにあふれる作品となった。

 

「本当は難しい言葉を使うのが好きなんですけど、シンプルな方が伝わるなと思って。曲を作っていて思うんですよ。娘たちが大きくなって親に相談できないことがあっても、私の曲を聞いて、何でもいいから自分なりの答えになったらいいなって」

 

 

さかきいずみ
 1992年ソニーレコードから橘いずみとしてデビュー。アルバム『SOUND TRACKS』はFamily Tree Recordsより発売中。

 

※榊いずみ25周年ライブ「Izumi Special 25years~すべてにありがとう~」が2017年12月17日、TSUTAYA O-WESTにて開催


初心者にもわかる!なぜ人は「欅坂46」にハマるのか

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初心者にもわかる!なぜ人は「欅坂46」にハマるのか

 

 アイドル好き以外からの人気も沸騰している欅坂46。ロックバンド「Halo at 四畳半」のメンバーとして活躍中の白井將人氏も、彼女たちの魅力にハマった一人だ。

 

「普通のアイドルは元気を与えるものですが、欅坂46は何かを啓蒙するアイドルだと思ったんです。デビュー曲『サイレントマジョリティー』で歌われる社会への反抗は、これまでロックやパンクで歌われてきたテーマ。それをまだ垢抜けない女のコたちが歌うギャップは衝撃でした」

 

 そしてバンドとの決定的な違いは、彼女たち自身がサイレントマジョリティー(=物言わぬ多数派)側だったことだ。

 

「バンドマンはマイノリティだし、どうしても上から目線に聞こえてしまう。彼女たちは画面の向こう側にいても、ふと見せる顔は普通の女のコだったから、多くの人に届いたと思うんです」

 

 複数のロックフェスに出演し、バンド好きからも評価されている欅坂46。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」でのステージを現地で見た白井氏が、そのときの様子を教えてくれた。

 

「明らかに欅坂46ファンじゃないお客さんも、終盤の『危なっかしい計画』ではみんなタオルをまわして、めちゃくちゃ盛り上がってました。そもそも欅坂46を好きなバンド仲間も多いし、同じ表現者として受け入れられていると感じますね」

 

 主要曲は世界的ダンサーのTAKAHIROが振付を担当。欅坂46を語るうえで欠かせない要素となっている。

 

「一個一個の動きが歌詞とリンクしていて、特に幕張のライブで見た『エキセントリック』と『月曜日の朝、スカートを切られた』は、ミュージカルのようでした。メンバーから感じる熱量もすごくて、その最たるものが平手友梨奈さん。自分という器を使って、曲の世界観を全力で表現する。バンドマンが楽器で表現することと近いものを感じます」

 

 リリースのたびに違う顔を見せる楽曲、別働隊として活動する「けやき坂46」の存在など、予想できない展開でもファンをワクワクさせてきた。

 

「2作めの『世界には愛しかない』では一転して壮大な愛を歌ったり、これまで発表されたシングルは全部が予想外でした。楽曲だけじゃなく、センターが交代するタイミングはあるのか、けやき坂46から選抜入りするメンバーは出るのか、気になることがたくさんあって、漫画や小説を読んでいるみたいなんです」

 

 白井氏が欅坂46を好きな最大の理由として挙げるのが、ひたむきに少女たちが努力する姿。

 

「選抜やポジションは運営が決めていますが、単純な人気だけじゃなく、それぞれの頑張りが評価されて前に来ることもある。逆に言えば明確な指標がないなかで、どうすればゴールにたどり着けるのかわからない。だからこそメンバーは自分の個性と向き合い、必死に努力する。その姿が本当に美しいと思うんです」

 

 この点もバンドと重なると白井氏は続ける。

 

「バンドも何をしたら売れるかわからないなかで、いろんな曲を書いたり、見せ方を工夫したりして、世間や自分自身と闘っていく。それは誰にでもあてはまることかもしれないけど、彼女たちを見ていると、自分も頑張らなきゃと、勇気をもらえるんです」

 

白井將人(しらいまさと)
ロックバンド「Halo at 四畳半」のベース担当。これまでに4枚のCDを発表し、数々のロックフェスにも出演。松井玲奈でアイドルにハマり、欅坂46はオーディション時から追いかけている
(週刊FLASH DIAMOND 2017年11月10日増刊号)

ダレノガレ明美とざわちんほか芸能界「マジケンカ」エピソード

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ダレノガレ明美とざわちんほか芸能界「マジケンカ」エピソード

 

 12月6日配信の『さしめし』(LINE LIVE)にプライベートで交流のあるタレント・ダレノガレ明美とざわちんが出演。2人が2度にわたるケンカのエピソードを明かした。

 

 ざわちんが「ケンカしたよね。1回目のケンカは1週間ぐらい」と言い出す。すると、ダレノガレは「周りを巻き込んでのケンカ。ほかの友達2人が『ちゃんと話し合いなよ』って間に入ってくれた」と周囲の友達のとりなしで関係を修復したという。

 

 2回目は韓国旅行に行った際に発生。ダレノガレによれば、「私が軽くふざけて言ったことをざわちんが酔っていたのもあって、真に受けて本気になって……」と、飲みの席の冗談が本気で受け取られてしまったという。

 

 2人はホテルの部屋で話し合いを始めたが、ざわちんは大号泣。しかし、そのまま疲れて寝てしまい、ダレノガレは「(ざわちんが)ポテトチップスを握りしめながら寝てて、大爆笑」と今では笑い話となっているようだ。

 

 芸能人もやはり人の子。ささいな感情の行き違いでケンカになるが、後に互いの本心を認めあい、仲直りをしている。

 

 今をときめく有名俳優も仲間同士で大喧嘩した過去がある。俳優・小栗旬が俳優・勝地涼とのイザコザを告白したこともある。2016年11月14日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)によると、小栗は酒席で酔うと、すぐ「帰る」と言って、場をしらけさせていたという。

 

 だが、勝地から「また帰るんすか?」と絡まれ、2人はつかみ合いになった。結局、小栗が「帰るって言ってゴメン」と謝りながら号泣し、勝地も涙する……というヤンキードラマのようなエピソードがある。

 

 一方、同じ男性でも、グループ活動しているHey! Say! JUMPの山田涼介と中島裕翔は不仲だった時期を告白している。2017年9月23日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で、山田は「20歳まで中島とめちゃくちゃ仲悪かったんです」と明かした。

 

「もともとこのグループは中島がセンターで始まってるのに、途中で僕が急にセンターになって。そこからお互いにギクシャクし始めて、しゃべらない時期があった」

 

 だが20歳になって考え方も変わり、現在では良好な関係を築いているそうだ。

 

 女性アイドルでは、AKB48の今後を担うメンバーである岡田奈々と小嶋真子が、女性同士ながら取っ組み合いのケンカをしたことを告白。

 

 加入間もないころ、岡田はダンスの振り付けをめぐって、ホテルで同室になった小嶋と言い合いになった。だが、現在では2人きりの同期メンバーとして深い信頼関係があると、2015年1月24日開催のコンサートで明かしている。

 

「喧嘩するほど仲がいい」との言葉通り、信頼関係があるからこそ、互いの感情をむき出しにして言いたいことを言い合えるというもの。何かと世知辛い世の中だが、ときには感情をむき出しにして、腹を割って本音を語り合うことで、人間関係も円滑になることが多いようだ。

若槻千夏が藤田ニコルに「もっとチャレンジャーになって!」

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若槻千夏が藤田ニコルに「もっとチャレンジャーになって!」

 

 タレントの若槻千夏とモデルの藤田ニコルが、12月8日放送の『有吉ジャポン』(TBS系)に出演した。

 

 若槻は「私、にこるんが大好きなんですよ。(一緒に)ロケも何回も行ってて。けっこう喋る仲で」と発言。対する藤田も「大好きが伝わってくるもん」と応じる。

 

 現在、テレビや雑誌で大活躍の藤田に対して、若槻は「何ですかね、同期みたいなしゃべり方なんですよ。19歳なのに、もう33歳と対等に喋れる感じ。もう完成しちゃってて。もっと若く、チャレンジャーでいいんじゃないかなと思う」と指摘。

 

 これには出演者から「余計なお世話だよね」とのツッコみが。

 

 若槻は「(にこるんは)冷静で『それはこうやったら、こうなる』みたいな、ゴールが全部見えてて。私がゴール見えたのは最近なんです。だから見えないまま手当たり次第やってほしい」とアドバイスしていた。

 

 2017年9月7日放送の『櫻井・有吉のTHE夜会』(TBS系)でも、若槻は藤田に対してこんな発言をしている。

 

 若槻はまず「いまから言うことは大きなお世話」と前置きした上で、「バラエティで活躍する、いまの若い子たちを見てると、昔の私を見ているようでなんか心配になっちゃう。私も20代前半でつまずいて、休んだりしているので」と振り返る。

 

 さらに、若槻は「私は(当時テレビなどで)『なんでここに呼ばれているんだろう』とか、『私って何なんだろう』『私が特化してるものってなんだろう』と思って、テレビに出るのが嫌になって休んだ。なので、いま頑張ってる子達が、ふと我に返ったときに、自分と同じ思いをして欲しくないというのがあります」と続けた。

 

 加えて、「(藤田は)仕事ができるから。求められたことを全部やってくれるんですけど、家に帰って1人になったときが心配」と、売れっ子の藤田のことを気遣っていた。

 

 若槻は、18歳でグラビアアイドルとしてデビュー。ブレイク時には8本ものレギュラー番組を持っていたというが、自身のアパレルブランド展開と同時期の、2009年ごろから約6年間芸能界を休業。

 

 一方の藤田は、12月10日にオリジナルブランドのプロデュースを発表したばかり。若槻がついつい藤田を心配してしまうのも、わからなくもないか。

中1までサンタを信じてた「宮脇咲良」いまは弟のために奮戦

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中1までサンタを信じてた「宮脇咲良」いまは弟のために奮戦

 

 HKT48の宮脇咲良が12月6日放送のラジオ「今夜、咲良の木の下で」(bayfm)でクリスマスについての秘話を明かした。

 

 小学6年生までは毎年プレゼントが来ていたが「中学1年生のときにクリスマスプレゼントが来なくて、『自分はなんて悪い子だったんだ』と落ち込んで、父に相談したら、即プレゼントを持ってきてくれたんです(笑)」と、当時までサンタクロースの存在を信じていたと告白。

 

 さらに、彼女には現在6歳の弟がおり、「気づかれないようにプレゼントを買って、(当日は)お父さんが外からチャイムを鳴らして、『いま誰が来た?』って。(準備が)すごい大変なんです」と弟のために家族全員で “演技” をするという。

 

「弟が『サンタさんだ!』って玄関に走っていったらプレゼントが置いてあって、そのときの弟がすごいかわいい。私もいつか子どもができたらそういうことをしたいですね」と19歳の宮脇は、将来母親になった際のクリスマスの祝い方も妄想していた。

 

 AKB48グループ出身者はクリスマスについてさまざまなエピソードを明かしている。大島優子は2015年12月16日の「VOCE BEST BEAUTY OF THE YEAR」イベントで理想の過ごし方をコメントしている。

 

「東京タワーのイルミネーションとか王道のデートがしてみたい。プレゼントは強いて言うなら家! 家を買ってくれたら彼には犬を買います。一緒に暮らすということで」

 

 同じく高橋みなみは、在籍時代の2012年11月5日、「セブン&アイグループのクリスマスキャンペーン発表会」で思い出話を語っている。

 

「昔サンタさんから500円をもらった思い出がありまして、『なんで500円玉なんだろう?』って。そんな切ない思い出があります」

 

 現役AKB48である大家志津香は、2013年11月23日放送の『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で「クリスマスにムカついた話」を語った。

 

「北原里英と1年半同居していて、クリスマスに『明日仕事行く前にチキン買っていこうね』って言われた。次の日、早く起こされて私が「え~」みたいな(面倒臭そうな)感じだったら、りえこ(北原)がブチ切れて、その日一言も口聞いてくれなくて。理由を聞いたら『だってチキン買いに行くって私にはすごい大切なことだったんだよ』って」

 

 季節ごとのイベントを大事にしたがる北原と無関心な大家の間で、考え方に齟齬が発生していたようだ。今年のクリスマスイブは日曜日。寂しく過ごさないためにも、早めに準備したほうがよさそうだ。

AKB48とモー娘。ライブ初共演で「指原莉乃」が大感激した理由

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sasihara_1AKB48とモー娘。ライブ初共演で「指原莉乃」が大感激した理由

 

 結成20周年のモーニング娘。と12周年を迎えたAKB48。アイドル界の2大勢力がついにライブ競演を実現させた。AKB48グループのコンサート「AKB48 紅白対抗歌合戦」が、12月10日、東京ドームシティホールで開催。

 

 そこにモーニング娘。’17がゲストで登場し、「One・Two・Three」を披露。さらにHKT48・指原莉乃が参加して「泡沫サタデーナイト」を共演。

 

 上記2曲はモー娘。の曲だが、続いてAKB48のアルバム「サムネイル」収録の “サシニング娘。” 名義の「Get you!」をついに初パフォーマンス。

 

 指原は「AKB48に入って今がダントツで幸せ……総選挙と同じくらい興奮しています!」と大感激。AKB48とモー娘。は「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)などで共演する機会はあったが、コラボするのは史上初だ。

 

 ライバル関係にあるようなAKB48グループとモー娘。らハロー!プロジェクトだが、実はこれまでもさまざま形で蜜月を続けてきた。

 

 そもそも各プロデューサーである秋元康とつんく♂はメル友だと公言。2010年9月27日放送の「たとえ場」(フジテレビ)で互いのアイドル観を語り、今年4月2日の代々木アニメーション学院の入学式では2人がガッチリと握手を交わしている。

 

 また2012年6月17日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)に秋元が出演した際には、「楽曲的なクオリティは、今までのアイドルの中でモー娘。が最高峰だと思います」とエールを送っている。

 

「AKB48紅白」で指原は「私、ハロプロさんのオーディション書類(審査)に落ちてるんです」と明かしたが、AKB48グループでハロプロのオーディションを受けているメンバーは多い。

 

 柏木由紀、佐藤すみれはモー娘。8期生、HKT48田島芽瑠は10期生を受けて落選。峯岸みなみはハロプロキッズオーディションに落ちている。

 

 そのほか、元AKB48・梅田彩佳、田名部生来、西野未姫、元SKE48古川愛李らもモー娘。オーディション経験がある。

 

 なかでも柏木は指原に匹敵するハロプロファン。ラジオ「柏木由紀のYUKIRIN TIME」(TOKYO FM)で「ハロプロを語ろう」のコーナーを設けているし、ソロデビューシングル「ショートケーキ」劇場盤CDでは大ファンのモー娘。石川梨華と対談している。

 

 田島芽瑠はモー娘。佐藤優樹、小田さくらと交流し、3人でカラオケに行ったことがある。田島は「二人とも歌が上手だから、勝手にドキドキしました」と感想をGoogle+に綴っていた。

 

 同じHKT48の本村碧唯は、モー娘。生田衣梨奈と同郷で、学生時代からの友人。昨年、本村は指原と一緒にモー娘。のコンサートを見に行っている。

 

 その生田は同じゴルフが特技のHKT48山本茉央、SKE48山内鈴蘭と「2017 三井住友VISA太平洋マスターズプロ・アマチャリティトーナメント」に出場し、3人の写真をブログに掲載した。

 

 また、元AKB48藤江れいなとBerryz工房でPINK CRES.の夏焼雅は、いとこ同士。一緒にブランドの展示会や食事に行くなど交流している。

 

 このほか、℃-uteのコンサートをNMB48山本彩、HKT48矢吹奈子、渕上舞らが見に行き、℃-uteの鈴木愛理が山本のコンサートを鑑賞して「近くであった時、久々すぎて可愛すぎて、思わずハグしてしまいましたぜ笑」とインスタグラムに記すなど、さまざまな交友がある。

 

 同じアイドルとして互いにリスペクトしあっているAKB48とハロプロだが、なかでももっとも心温まる交流エピソードとして知られるのが、指原のファンレターの話。

 

 指原は2012年に「魁!音楽番付」(フジテレビ系)で大ファンのBerryz工房・熊井友理奈と共演。その際、熊井は、指原がAKB48加入前の2005年に熊井に送っていたファンレターを持参したのだ。7年も前に送ったファンレターを大切に保存してくれていたことに、指原は心から感激していた。

 

 こうしてファンを大切にする気持ちがハロプロ、そしてAKB48の原点となっているはず。これからも互いに共存共栄でアイドルシーンを盛り上げていきそうだ。

笑福亭鶴瓶も感心した「野村萬斎」を育てた母の英才教育

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笑福亭鶴瓶も感心した「野村萬斎」を育てた母の英才教育

 

 狂言師の野村萬斎が、12月14日放送の『ごごナマ』(NHK)に出演し、黒澤明の映画『乱』(1985年)で映画デビューしたきっかけについて語っていた。

 

 番組で萬斎は、「黒澤監督から『少年で、能・狂言の技術を有した人物を』と、(演技指導の)父に相談があったみたいで。他の子で進めるつもりが、そこに母親が私の写真を紛れ込ませたみたいです。『歳はくっているけど技術も持っているし、出演してもらおう』となった」と発言。

 

 出演者から、「本当はもっと小さい子の予定だったと聞きましたが」と聞かれた萬斎は、「そうですね、(設定は)確か10(歳)前後だったと思います。私は17歳でしたので、かなり大人ですよね」と応じていた。

 

 母親の手助けがなければ、萬斎の映画デビューは実現していなかったことになる。

 

 この映画出演は、萬斎にとって大きな転機になったと2012年11月9日放送の『A-studio』(TBS系)で明かしている。
                 

 

「子供のときは、狂言なんか堅苦しいし、すぐ怒られるし、『つまんねえな』というのはありますよね。でも黒澤さんの映画に初めて出て、狂言以外のところで表現していいんだと。

 

 しかも僕らの技術を、(映画などに)使っていいんだと。技術は使いようだなって思いました。僕が3歳から身につけてきた技術を使ってこそ、自分なりのアイデンティティを発揮できるのではないかと」

 

 萬斎の転機を作った母親とはどんな人物なのか。

 

『A-studio』の取材中、司会の笑福亭鶴瓶が、萬斎の息子も狂言の舞台に出ていることに触れ、「お孫さんが出てるところが見られて幸せですね」と言ったところ、萬斎の母親は「それよりも、萬斎が有名になってくれてすっごく嬉しいです」と、いきなり言ったという。

 

 これに対して萬斎は、「母が嫁いだころなんかは、父もまだ若く、それほど狂言が認知されていない部分が多かったので。(母も)苦労しましたのでね」と応じる。

 

 鶴瓶は「お母さんステージママやな。お母さんが売れさしたんや。だから、お母さんは『有名になって嬉しい』と言ったんや」と絶賛していた。

 

 かつて萬斎は、能狂言の情報誌「KENSYO」インタビューで母親について、「母親は自由な発想の人で、ビートルズやシェイクスピアを教えてくれて、感性を磨かせてくれましたね。母方の親せきには小説家の永井荷風や高見順がいて、母も詩を書いたりしますし、よく本を読んでくれました」と語っている。

 

 ちなみに萬斎は、技術は父から、感性は母から受け継いだとし、ロンドンでの演劇留学を後押ししてくれたのも母親だったと明かしている。

 

 番組で「黒澤さんの映画が1つの転機」と語っていた萬斎は、現在、映画や舞台に引っ張りだこ。2016年の映画『シン・ゴジラ』では、ゴジラのモーションキャプチャーも担当している。俳優・萬斎の産みの親は母親だったのだ。

遠藤憲一が驚きすぎた『ドクターX』西田敏行のアドリブ

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遠藤憲一が驚きすぎた『ドクターX』西田敏行のアドリブ

 

 俳優の西田敏行と遠藤憲一が、12月13日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、撮影現場でのやりとりについて語っていた。

 

 西田は、演技にアドリブをふんだんに取り入れることで有名。番組ではドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)での、西田のアドリブによる遠藤とのキスシーンを紹介。

 

 ちなみにアドリブは、濡れ衣を着せられた部下である遠藤が、西田が演じる院長に忠誠心を示すため証拠隠滅を図る、という重要な場面で行われている。

 

 遠藤は「自分が涙を流しながら、ある秘密のノートを食べちゃうシーンがあるんですけど、そこで(西田が)『何をすんのかな』と思ったらキスされちゃって。こういうアドリブまでいくんだと思いました」と振り返る。

 

 西田は、遠藤がノートを食べるシーンを映像を見ながら、「ここまでは台本通り」と説明。映像で、そこから西田は涙を流しながら遠藤に近づき、頬に熱烈なキスをし抱擁していた。

 

 映像を見た司会の黒柳徹子に、「すごい! キスをなさるぐらいの気持ちの高まりだったんですか?」と聞かれた西田は、「そうですね。私は『ゴッドファーザー』って映画が大好きで。(映画で)よくマフィア同士がキスをしてるんですね。それが脳裏をよぎって、ついしちゃいました」と語る。

 

 遠藤に対して、なぜアドリブを仕掛けるのか。西田はこう説明する。

 

「(演じている)彼の顔を見ていると、なんとなくいじりたくなるというか。わりとそれまで、演じてこられた遠藤くんの役柄を見ていると、強面一色で引っ張ってこられたような感じがしていたので。遠藤くんのなかにある柔らかい部分のポテンシャルを、どんどん引き出したいなと思ったんですね」

 

 ここで遠藤は、「海老名(遠藤の役名)は、もうちょっとただの強面の役だったんですよ。西田さんにいじられるたびにどんどんキャラクター変わっていっちゃって。(情けないキャラは)西田さんが作ったようなものです」と解説。

 

 さらに、「俺、芝居をやってて、根っこの性格なんでしょうけど、セリフを覚えるのも遅いし、いっぱいいっぱいな気分が多くて。現場でそんな『楽しい』っていう域のところまで、なかなかいかないんですよ。西田さんと絡むと、『どうなっちゃうのかわからない』ドキドキはありますけど、(台)本の形からまた違う世界が広がっていくので、一緒に演じていて本当に楽しいんです」と語っていた。

 

 登場人物の性格に影響を与え、共演者をここまでの気持ちにさせてくれる西田のアドリブ力は、さすがとしかいいようがない。


桐谷美玲から本田翼まで「今週の芸能予定表」

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『写真:長田洋平/アフロ』

『写真:長田洋平/アフロ』

 

12月18日(月曜)

[12時]
☆ 「特命係長 只野仁 AbemTVオリジナル2」完成発表会、高橋克典・櫻井淳子・永井大・田山涼成・西丸優子・伊東紗冶子・三浦理恵子・梅宮辰夫(セルリアンタワー東急ホテル)

 

☆ 「2025未来社会デザイン会議」と「2025年万博実現に向けた決起集会」木村祐一ほか(経団連会館)

 

[13時]
☆ DVD「スパイダーマン:ホームカミング」発売イベント・ケーブルカーバスお披露目式、須賀健太・ガンバレルーヤ(歌舞伎町シネシティ広場)

 

☆ PlayStation4ソフト「北斗が如く」断末魔ボイスオーディション「あべしオーディション」記者発表会、ケンドーコバヤシ・鈴木奈々(HIT STUDIO TOKYO)

 

[13時]
☆ 体験型スポーツテーマパーク「レジェンドスポーツヒーローズ」お披露目会、宮本和知・稲村亜美(イオンモール幕張新都心)

 

[15時]
☆ JRA「有馬記念」×ゲーム「モンスターハンター」コラボイベント、バイきんぐ・横山由依・岡田奈々(ベルサール秋葉原)

 

[16時]
☆ 美容アプリ「LunaRitta」イベント、有村藍里(ニッポン放送イマジンスタジオ)

 

[17時]
☆ Amazonプライム・ビデオ「チェイス第1章」舞台挨拶、大谷亮平・本田翼(アキバシアター)

 

[18時]
☆ 映画「パディントン2」日本語吹替版完成披露、松坂桃李・古田新太・三戸なつめ・斎藤工(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

 

☆ 映画「カンフー・ヨガ」日本語吹替版完成披露、ANZEN漫才(神楽座)

 

☆ GENERATIONS from EXILE TRIBEツアーファイナル(静岡エコパアリーナ)

 

☆ 映画「わたしは、幸福(フェリシテ)」イベント、あっこゴリラ(ヒューマントラストシネマ渋谷)

 

[19時]
☆ 矢部太郎漫画家デビュー作品イベント、品川祐・矢部太郎(la kagu)

 

[20時]
☆ 映画「リベンジgirl」女性限定イベント、桐谷美玲・佐津川愛美(スペースFS汐留)

 

12月19日(火曜)

[12時]
☆ 映画「ジャコメッティ 最後の肖像」イベント、片岡鶴太郎(アンスティチュ・フランセ東京)

 

[15時]
☆ 欅坂46長濱ねる写真集発売イベント(福家書店新宿サブナード店)

 

[16時]
☆ WOWOWプラス歌謡ポップスチャンネル「和田アキ子デビュー50周年記念特集」番組取材会、和田アキ子・宮本隆治・相田翔子(鉄鋼エグゼクティブラウンジ&カンファレンスルーム)

 

[18時]
☆ 映画「鋼の錬金術師」イベント、山田涼介・本田翼・ディーンフジオカ・蓮佛美沙子・本郷奏多(新宿ピカデリー)

 

☆ Netflixオリジナル映画「ブライト」ジャパンプレミア、ウィルスミス・ジョエルエドガートン・ノオミラパス他(六本木ヒルズアリーナ)

 

[19時]
☆ 海外ドラマ「ブラックリスト シーズン5」ジャパンプレミア、サプライズゲスト(虎ノ門ヒルズファーラム)

 

☆ 映画「ダンシング・ベートーヴェン」舞台挨拶、上野水香(ニッショーホール)

 

12月20日(水曜)

[11時]
☆ Netflixオリジナル映画「ブライト」記者会見、ウィルスミス・ジョエルエドガートン・ノオミラパス他(ザ・リッツ・カールトン東京)

 

[12時]
☆ 舞台「4Stars 2017」プレスコール、シンシアエリヴォ・ラミンカリムルー・シエラボーゲス(東京国際フォーラム)

 

[13時]
☆ 埼玉県立川越工業高校110周年ライフデザイン講座、ダイアモンド☆ユカイ(ウェスタ川越)

 

[14時]
☆ 報知映画賞表彰式、菅田将暉・蒼井優・役所広司・田中麗奈・北村匠海・浜辺美波・北野武(ザ・プリンスパークタワー東京)

 

[15時]
☆ 映画「勝手にふるえてろ」イベント、松岡茉優(ブロードメディア・スタジオ試写室)

 

[18時]
☆ 映画「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」イベント、のん(新宿バルト9)

 

☆ RIZE20周年ライブ(日本武道館)

 

[19時]
☆ 映画「オール・アイズ・オン・ミー」ジャパンプレミア、ドーベルマン・インフィニティ(CBGKシブゲキ!!)

 

☆ 映画「マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年」イベント、畠山愛理(神楽座)

 

[20時]
☆ 滝沢秀明ディナーショー(グランドプリンスホテル新高輪)

 

12月21日(木曜)

[9時]
☆ なんばグランド花月 RE-OPENオープニングセレモニー、芸人多数(なんばグランド花月)

 

[10時]
☆ 味の素冷凍食品<冷活>「つづきは売り場で!キャンペーン第2弾」発表会見、千鳥・NON STYLE・パンクブーブー・おかずクラブ(ヨシモト∞ホール)

 

[13時]
☆ 「今年の顔展2017in TOKYO TOWER」お披露目会、佐藤満春(東京タワーフットタウン)

 

☆ 「デューク・エイセス」さよならコンサート(メルパルクホール東京)

 

[14時]
☆ 「タニタ健康大賞」贈賞式、中山雅史(ベルサール八重洲)

 

☆ はやぶさクリスマスコンサート(日本橋三井ホール)

 

[17時]
☆ 「2017有馬記念フェスティバル」枠順抽選会とレセプションパーティー、柳楽優弥・高畑充希(品川プリンスホテルアネックスタワー)

 

[18時]
☆ DVD「ダンケルク」発売イベント、磯村勇斗・有村昆(スペースFS汐留)

 

12月23日(土曜)

[14時]
☆ スカパー!アダルト放送大賞2018締切直前番組収録取材、千原ジュニア・米田弥央・河本準一・庄司智春・尾形貴弘(スカパー東京メディアセンター)

欅坂46「平手友梨奈」5カ月ぶりのブログで「生きるとは…」

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欅坂46「平手友梨奈」5カ月ぶりのブログで「生きるとは…」

公式ブログより

 

 欅坂46のすべてのシングルでセンターを飾り、“山口百恵の再来” とも評される平手友梨奈。そんな彼女が5カ月ぶりにブログを更新。「生きるとは…」というポエティックな投稿を公開した。

 

「毎日違った感情で…その日、その瞬間にみた景色、色、物、他人のしぐさ、表情 その日、その瞬間体に触れた風、物 自分に聞こえた他人の声、音 他にもまだまだあるがこうした何気ない瞬間で人の感情は変わって月日がたっていくと思う その心を大切にしたい。時はとまっていない世界にいる 生きるとは… 僕は自分に正直に生きたい」

 

 散文詩のような表現で心情を吐露した平手。欅坂46メンバーは、ほかにSNSがないため、ブログが唯一本人の言葉をダイレクトに届けられるメディアとなっている。

 

 ほとんどブログを更新しない平手の発言は希少性が高く、彼女をより神秘的な存在へと変えている。これまでの彼女の発言からその人柄を探ってみたい。

 

 愛知県生まれの16歳の平手。5歳から12歳までバレエを習い、しなやかなダンススキルには定評がある。乃木坂46が好きだった兄の勧めでオーディションに参加し、人生初めてのオーディションで見事、1期生に最年少で合格した。

 

 平手は2016年4月発売のデビュー曲『サイレントマジョリティ』でセンターを任された。4月6日放送の『SONGS』(NHK総合)では「デビューシングルって大事じゃないですか。なのに(センターが)私だから、どうしよう…自信がないまま」と語っていた。

 

 だが、歌詞の「君は君らしく生きていく自由があるんだ」の言葉に背中を押され、「私自身勇気をもらいました。なのでちゃんと伝えなきゃ」と力強いパフォーマンスに励んだ。

 

 今年発売の3rdシングル『不協和音』では「僕は嫌だ」という台詞が強烈なインパクトを残す。このメッセージに平手は同番組で「もう私の心の叫びかなって思ってますね。(ずっと)センターっていうのはあるし、やっぱりいろいろファンの人からも言われたりもするので、それはやっぱり傷つくし。でもそれには負けていられないので。だったらもう『やってやる』って思ってます」とさまざまな意見に、パフォーマンスで対抗しようとしているのだ。

 

 だが、この曲に関しては、『ROCKIN’ON JAPAN』で複雑な思いを抱えていることを告白している。

 

「”不協和音”は気持ちが入ったり、その世界に行かないとできないです。だから、できる時とできない時がだいたいわかるので、(ライヴで)『今日はできないな』と思ったらできないし、やれるとしても自信はないです」

 

 あまりに本人の心情とシンクロした歌詞と、激しいダンスにコンセントレーション(集中力)が高まった状態でないと表現できないという。平手が苦悩し、もがく姿がまた人々の目を魅きつける。

 

 そんな彼女はスポーツ報知の取材に「19歳で迎える東京五輪では、応援ソングを歌いたい。これは絶対にやりたい!」とコメント。2020年、今より少し大人になった彼女が、さらに大きなステージで華麗に歌い踊る姿をファンも心待ちにしているはずだ。

徳永えりが語る『わろてんか』舞台裏ではフルーツパーティも

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 お笑いをビジネスに仕立て上げた日本で初めての女性、てんの生涯を描いた、NHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』。葵わかな演じる主人公のてんに、「おてんさま~!」と寄り添うのが、女中・おトキだ。

 

 おトキを演じるのは、女優の徳永えり。じつは彼女、今回が3度めの朝ドラへの出演という「隠れ朝ドラ女王」でもあるのだ。もはや朝の顔として欠かせない存在となった彼女に、『わろてんか』の収録秘話を聞いた。

 

 てんとおトキは、プライベートでも大の仲よし。撮影以外でも、一緒にいることが多いという。

 

「てんちゃん(徳永はプライベートでは葵をこう呼ぶ)とは、お昼も一緒に食べることが多いですね。2人とも着物にかつら姿なので、1時間のお昼休みだと、衣装を外したりするのが大変なんです。

 

 だから、局内に広い食堂はあるのですが、スタジオの隅っこで、持ち寄った手作りのお弁当をおしゃべりしながら食べています。

 

(NHKが)キッチンつきのビジネスホテルを借りてくださっているので、そこで料理ができるんです。おしゃべりの内容ですか? 大阪のグルメ情報なんかをよく話します。

 

 先日は出演者の皆さんと評判の鍋料理屋さんに行ったんですが、行列ができていて断念。急遽、イタリア料理に変更しました(笑)」

 

 実際の年齢は、葵が19歳で徳永が29歳。共演者にはベテラン俳優が多く、ちょうど中間の年齢に位置する徳永が、葵とベテラン勢の橋渡し役になっているようだ。

 

 NHKの朝ドラといえば、とことん作り込むことで有名。では現場は、どのような雰囲気なのか。収録中、徳永は「あること」に驚いた。

 

「撮影は月曜日から金曜日で、土日は完全にオフです。週末は、東京に帰る方も多いのですが、月曜日にスタジオ入りすると、スタッフさんが『おかえり~!』って声をかけてくださるんです。ほとんど家族(笑)。

 

 もうひとつ驚いたのは、撮影時間。朝の8時に始まって、深夜12時きっかりに終わります。NHKでは『働き方改革』を率先していらっしゃるそうで、時間厳守で休みをしっかり取るようになったみたいです。感動しました(笑)。

 

 もちろん、セットの造りなんかはすごいんです。町並みが、まるごとそこにあるみたいで。あるとき、小道具さんが小さな板に、丁寧にヤスリをかけているのを見ました。その正体は、木戸(寄席の入り口)の鍵につける、木製の板でした。

 

 リアルな感じを出すには、やはり手作業なんですね。ほかにも、てんちゃが使う文鎮も、手作業で削っていらっしゃって。愛情が感じられて、現場はテンションが上がります」

 

 テンションが上がるといえば、現場に持ち込まれる差し入れ。彼女も楽しみにしているそうだ。

 

「松坂桃李さん(てんの夫・藤吉役)が、豪華なフルーツ盛り合わせを差し入れしてくださったときは、みんなでお菓子&フルーツパーティをしました。鈴木保奈美さん(てんの母親・しず役)からは大量のパンが。仕事をしながら、片手でも食べられるからという気配りなんだそうです。さすがです。

 

 保奈美さんと鈴木京香さん(てんの義母・啄子役)との『ダブル鈴木』共演ですか? スタジオには京香さんがあとから入ってきたのですが、保奈美さんと『久しぶり~』ってハグしていました。そのあとのお芝居は、私も襖の陰で聞いていたんですが、やり取りに圧倒されました」
(週刊FLASH 2017年12月12日号)

いまだから語れる「草野仁」私はこうしてNHKをやめました

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いまだから語れる「草野仁」私はこうしてNHKをやめました

 

 フリーアナウンサーの草野仁が、12月16日放送の『おぎやはぎの愛車遍歴』(BS日テレ)に出演し、NHKアナウンサーからフリーへ転向するきっかけについて語っていた。

 

 いまでこそ司会者の代名詞のような存在の草野だが、もともとは記者志望でNHKの入社試験を受けたという。

 

 草野は「採用通知を開けてみてびっくり、『アナウンサーとして採用』。間違いだろうと思って電話をかけたら、『間違いない。アナウンサーとして採用した。もし嫌だったらやめてもらうよ』って」と語る。

 

 草野にとって、半ば強制的にスタートしたアナウンサー業。最初の配属先はNHK鹿児島放送局だった。

 

 草野は当時を、「やる以上は、アナウンサーの仕事とは一体何をやるのか……客観的にじーっと見て。アナウンサーとして、いちばん一生懸命できることは何かと考えたとき、『スポーツ放送だけは、アナウンサーが取材して表現するから、自分で好きなことができる』と。スポーツが大好きでしたので、スポーツアナウンサーとして東京へ帰ることを目指そうと作戦を立てた」と振り返る。

 

 草野は33歳で、念願の東京アナウンス室に異動。40歳で、NHKロサンゼルスオリンピック特番の総合司会を務めた。草野は大役を果たしたことを気にしてなかったというが、同業者からは「あなたはNHKで、もうこれ以上の仕事は何もないよ」と指摘された。

 

 言葉通りになってしまったのか、草野は翌年41歳でNHKを退職する。

 

「どの局もそうなんですけど、報道局というのが一番多くの人数と権力とお金を持っています。ところがアナウンス室というのは、どの局も小さなグループでしかない。力関係でいうとすごく弱小で」

 

 草野によると、報道番組を作るにあたって、アナウンサーはあくまでサブの存在。メインキャスターは報道局の記者が務めることになっており、重要な決定権はすべて報道局にあったそう。

 

 草野は報道局に対して「こんなアナウンサーもいますがどうですか」と勧めてみたり、「アナウンサーも同じ土俵にあげて競争させてみてはどうですか?」などと意見していたという。 

 

 そんな草野に、退職を決意させる決定的な出来事が起きる。

 

「ある日、NHKアナウンス部のトップの人が、『報道局長といろいろ話をしましたが、今後我々は報道局の指示通りにすべてやっていくことにしました』と言ったんです。それは白旗を上げて、何も努力しないってことなのねと。もうこんなところにいてもしょうがないなと。それで辞めようと」

 

 草野は、フリーになった次の年、TBSの朝の情報番組の司会に抜擢。すぐ後に担当し始めた『世界ふしぎ発見!』(TBS系)は30年以上も続く長寿番組になっている。

 

 番組では「よく考えると、すごく危ない橋を渡った」と当時を語った草野。いまの結果を見れば、フリーになって間違いはなかっただろう。

『わろてんか』徳永えりが語る「理想の役者」と「究極の役者」

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『わろてんか』徳永えりが語る「理想の役者」と「究極の役者」

 

 NHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』。葵わかな演じる主人公のてんに、「おてんさま~!」と寄り添うのが、女中・おトキだ。おトキを演じる女優の徳永えりに、収録秘話を聞いた。

 

 てんは、好きな人ができたら一途。しかしおトキは、てんの幼馴染みで丁稚の風太(濱田岳)に好意を寄せながらも正直になれず、いつも口喧嘩をしてしまう。徳永自身は、てんとおトキのどちらのタイプ?

 

「おトキと風太の行く末も、気になるところですよね。私はおてんさまのように、あそこまで恋に熱い情熱を持てるのか……(笑)。

 

 だけど、石橋を渡るとき叩かないというか、考えるより前に行動しちゃう面もあります。一歩、大きく踏み出して、行けそうならもっと行く。

 

 でも、厳しそうなら戻る、みたいな。そう考えると、おてんさまタイプなのかな。それにしても濱田さん、関西出身じゃないのに、なぜあんなに掛け合いができるのか(笑)」

 

 徳永がこれまで出演した朝ドラは『梅ちゃん先生』(2012年)と『あまちゃん』(2013年)。『梅ちゃん先生』では主人公・梅子(堀北真希)の同級生役を演じ、『あまちゃん』では宮本信子演じる主人公の祖母・夏の少女時代を担当した。いずれも高視聴率を記録し、彼女は作品内で際立った存在感を示した。

 

「そう言われると恥ずかしいですけど、嬉しいです! 『梅ちゃん先生』のときは、皆さん、誰なんだろうという感じだったかと思うんですけど、『あまちゃん』で『梅ちゃん先生』に出ていた女のコだ、となって、そして今回の『わろてんか』につながっていくことができて、とてもありがたく思っています。

 

 今でもロケ先などで、『あまちゃん』の役名だった『夏』とお声をかけていただくことが多いんです。多くの方が観てくださってるんですね」

 

 2018年には30歳を迎える。結婚を意識するような年ごろだが……。

 

「もちろん、意識しないことはありません。でも、結婚願望は以前のほうが強かったように思います。先輩方を見ていて『年齢を重ねると、いいことがいっぱいある。そのときの年齢で自分が幸せであればいい』と、この年で気づきました。

 

 たとえば10年後、母親役が似合う役者になっていたいです。20年後は、おばあちゃん役ですね(笑)」

 

――「理想はその人が、その役をやる意味を持っていること。究極は、ただそこにいることで芝居が成立している役者」
 その境地に一歩一歩、近づいているようだ。
(週刊FLASH 2017年12月12日号)

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