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Channel: エンタメ・アイドル – Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
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志村けん激似の兄が「心配事は弟の結婚だぁ~」

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志村けん激似の兄が「心配事は弟の結婚だぁ~」

 

「アイ~ンのポーズですか? いいですよ、いきますよ、アイ~ン!」

 

 志村けん(67)お決まりのギャグを真似る志村知之さん(70)。やたら堂に入っているのもそのはず、けんの実兄なのだから、似ているのは当然だ。知之さんは、3月末に48年間務め上げた東村山市役所を退職した。だが、すぐに「隠居生活」とはいかないようで……。

 

「退職の当日、市役所玄関で市長とばったり会ったら、市長がツーショット写真を撮ってSNSに投稿したんです。そうしたら、話題になっちゃって(笑)」

 

 すっかり世間の注目を浴びた知之さん。

 

「弟から連絡はありませんが、笑っているんじゃないですか」と苦笑する。気がかりなのは、いまだ独身のけんだ。

 

「心配事は、弟の結婚です。(2015年に)亡くなったお袋も、ずっと心配していた。それでも、あいつはいつも『そのうちな』と言うばっかりで……。僕はしてほしいんだけど。でも、『だいじょうぶだぁ』って言われるかもね」

(週刊FLASH 2017年4月25日号)


大橋純子40過ぎで『シルエット・ロマンス』の色っぽさに気づく

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大橋純子40過ぎで『シルエット・ロマンス』の色っぽさに気づく

 

「サンリオさんのタイアップがついていたので、この曲をヒットさせて、音楽界に大橋純子という名前を残し、ひと区切りつけたいと思っていました」

 

 大橋さんは、「バンド志向が強かった」ため、自らメンバーを集め「大橋純子&美乃家セントラル・ステイション」を結成。バンド名義で9枚のシングルをリリース。

 

 一方、「企画もののつもりで」発売したソロ曲『たそがれマイ・ラブ』(1978年)が大ヒット。バンドのボーカルか、ソロシンガーか……。

 

「音楽の方向性に迷っていたころ、来生姉弟の曲をいただきまして。来生さんの仮歌を聴いて、ヒットするかもという予感はありました。来生さんには独特の歌い癖があるので、その世界観を表現したくて歌い方をコピーしました」

 

『シルエット~』は、有線のリクエストから火がつき、発売して5カ月後にベストテンにランクインした。

 

「私にとっての『シルエット~』は、今も、これから先も、なくてはならない大切な曲。最終的に残るのは歌です。歌手は、楽曲をいちばんいい色合いで表現して届ける役割の伝達者。『シルエット~』が残って、付随して、私の名前がある。ありがたいことです。

 

 40歳を過ぎて、ステージで2番を歌っているとき、突然、気づいたんです。こんなに色っぽい歌詞だったの? って。作詞した(来生)えつこさんに『今ごろ?』って怒られそうだけど(笑)」

 

<大橋純子『 シルエット・ロマンス』>
1981年11月5日発売
作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお
●売上枚数:42.8万枚(1981~1982年)
● ザ・ベストテン初登場:
1982年4月29日9位
●最高位:6位 
●連続ランクイン:9週

 

<カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>
 この曲が十八番っていう人は多いんです。しかし、ワンコーラス目から飛ばしちゃダメです。サビが気持ちいいから歌いたくなるのはわかりますが、全力投球するのは、転調したあとの最後のサビだけ。そこまで我慢しましょう。

 

<大橋純子>
1950年北海道生まれ。66歳。1974年、『鍵はかえして』でデビュー。『たそがれマイ・ラブ』『サファリ・ナイト』など、ヒット曲多数。1982年、『シルエット・ロマンス』で日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。6月17日、名古屋Blue Note、6月25日、ビルボードライブ東京、7月7~8日、ビルボードライブ大阪にてライブを開催。それぞれ2回公演。詳細は公式HP、http://junko-ohashi.com/

山本美月から葉加瀬マイまで「今週の芸能予定表」

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山本美月から葉加瀬マイまで「今週の芸能予定表」

 

5月8日(月曜)

[10時]
☆ 「ベルサイユのばら」&「ローズフェスティバル」号列車お披露目セレモニー、三上真史・村上敏(新京成電鉄・東葉高速鉄道・北習志野駅)

 

[11時]
☆ 日本マクドナルド・カスタマイズキャンペーン・イベント、本田博太郎(スタジオM)

 

☆ 味の素ナジョナルトレーニングセンター・味の素フィールド西が丘ネーミングライツ契約会見、高橋礼華・松友美佐紀・瀬戸大也(味の素ナジョナルトレーニングセンター)

 

[12時]
☆ 「クロレッツスッキリミントタブ総選挙」田村淳・東国原英夫・小島瑠璃子・りゅうちぇる・松崎しげる(渋谷モディ)

 

[13時]
☆ 平成29年度漫才新人大賞、ナイツ・けいいちけいじ・新宿カウボーイ・ニードル・世界少年・ストロングスタイル・ぼっけもん・いちもくさん・ゴールドハンマー(国立演芸場)

 

[14時]
☆ けん玉演歌歌手三山ひろし・JK記者コラボイベント(ドリーム*ステーションJOL原宿)

 

☆ 舞台「キャプテン翼」製作発表、キャスト(Zeppブルーシアター六本木)

 

[16時]
☆ 映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」イベント、山寺宏一・加藤浩次・遠藤憲一・秋元才加(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

 

[17時]
☆ 映画「ピーチガール」イベント、山本美月・伊野尾慧・真剣佑・永野芽郁(原宿クエストホール)

 

[18時]
☆ 映画「めがみさま」舞台挨拶、松井玲奈・新川優愛・廣瀬智紀・梅舟惟永・筒井真理子(シネマート新宿)

 

☆ 映画「サクラダリセット」後篇イベント、野村周平・黒島結菜・平祐奈・恒松祐里・及川光博(丸ビルホール)

 

☆ アップアップガールズ(仮)新曲イベント(池袋サンシャインシティ噴水広場)

 

☆ 映画「破裏拳ポリマー」イベント、原幹恵・ゴー☆ジャス・ジャッキーちゃん(神楽座)

 

☆ 映画「トモシビ 調子電鉄6.4㎞の軌跡」舞台挨拶、松風理咲・植田真梨恵・有野晋哉・升毅(新宿武蔵野館)

 

5月9日(火曜)

[14時]
☆ 映画「メッセージ」イベント、泉里香(ソニー・ピクチャーズ試写室)

 

[15時]
☆ 日本エコシステム「じぶん電力」事業説明会・アンバサダー就任会見、高橋真麻(ベクトルスタジオ)

 

[16時]
☆ 「太陽の鐘」前橋再生プロジェクト発表会(飯田橋グラン・ブルーム)

 

[18時]
☆ 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」舞台挨拶、福士蒼汰・工藤阿須加・黒木華・小池栄子・吉田鋼太郎(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

 

[19時]
☆ 映画「猫忍」舞台挨拶、大野拓朗・船越英一郎(角川シネマ新宿)

 

5月10日(水曜)

 

[11時]
☆ 三越劇場舞台「六月花形新派公演『黒蜥蜴』」記者懇親会,喜多村緑郎・河合雪之丞・春本由香・秋山真太郎・永島敏行(日本橋三越本店本館特別食堂)

 

[13時]
☆ 明治ブルガリアヨーグルト「ヨーグルトの日」イベント、岡田准一・登坂絵莉(虎ノ門ヒルズフォーラム)

 

[17時]
☆ 海外ドラマ「MACGYVER/マクガイバー」アフレコ取材、声の出演者(スタジオユニ)

 

[18時]
☆ 夏木マリライブハウスツアー渋谷公演(shibuya duo MUSIC EXCHANGE)

 

☆ 防弾少年団シングル発売イベント(六本木ヒルズアリーナ)

 

5月11日(木曜)

[11時]
☆ 「HiMirror」日本上陸記者発表会,SHELLY(クォーツギャラリー)

 

[13時]
☆ ベストマザー賞発表・授賞式(浜離宮朝日ホール)

 

☆ 又吉直樹・恋愛小説「劇場」発売記者会見とイベント(博品館劇場)

 

☆ 新感覚オペラ「ひかりのゆりかご」制作発表、中鉢聡・石丸椎菜・どぶろっく・市川和彦・澤田真里愛(山野美容専門学校)

 

☆ 「湘南国際マラソン」記者会見、千葉真子(湘南港・江の島ヨットハーバー・ヨットハウス)

 

[14時]
☆ Live Musical「SHOW BY ROCK!!」~THE FES Ⅱ-Thousand ⅩⅤⅡ~ゲネプロ、米原幸佑・鎌苅健太・糸川燿士郎・Kimequ(品川プリンスホテル・ステラボール)

 

☆ 国際バラとガーデニングショウ開会式・内覧会、蛯原友里(埼玉県所沢・メットライフドーム)

 

[16時]
☆ 海外ドラマ「シカゴ・ファイア」主演テイラー・キニー来日イベント、関根麻里(IDOL)

 

[18時]
☆ 蜷川実花写真展開催取材(原美術館)

 

5月12日(金曜)

[7時]
☆ 東京ディズニーシー新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」オープンイベント、サブライズ出演者(東京ディズニーシー)

 

[11時]
☆ 舞台「MOJO」製作発表、TAKAHIRO・波岡一喜・木村了・尾上寛之・味方良介・横田龍儀(セルリアンタワー・ボールルーム)

 

[13時]
☆ 「忘れられない看護エピソード」朗読会、川島海荷(東京医療保健大学五反田キャンパス)

 

5月13日(土曜)

[9時]
☆ 日タイ修好130周年親善大使 任命式、ジェームス・ジラユ(代々木公園内ステージ)

 

[11時]
☆ サンリオピューロランド「夢みる☆ディアステージ」オープニングセレモニー、夢眠ねむ・藤咲彩音・成瀬瑛美・寺嶋由美・シナモロール(サンリオピューロランド)

 

[12時]
☆ 映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」初日舞台挨拶、石橋静河・池松壮亮(新宿ピカデリー)

 

5月14日(日曜)

[11時]
☆ サンリオピューロランド「夢みる☆ディアステージ」オープニングセレモニー、古川未鈴・相沢梨紗・夢眠ねむ・最上もが・寺嶋由美・シナモロール(サンリオピューロランド)

 

[17時]
☆ T.M.Revolutionコンサート(さいたまスーパーアリーナ)

 

5月15日(月曜)

[11時]
☆ ジョイポリス・アニメとアトラクション・コラボイベント「おそ松さん in JOYPOLIS」A応P(デックス東京ビーチ シーサイドモール3F)

 

[14時]
☆ 映画「家族はつらいよ2」イベント、橋爪功・吉行和子・西村雅彦・夏川結衣・中嶋朋子・林家正蔵・妻夫木聡・蒼井優(ユナイテッドシネマ豊洲)

 

5月16日(火曜)

[11時]
☆ チアシードホワイトPRイベント、葉加瀬マイ・小原正子・マック鈴木(パセラリゾートグランデ渋谷)

 

[14時]
☆ 舞台「WA!」制作発表、岸谷五朗・吉沢亮・松井愛莉(ステラボール)

 

[19時]
☆ 映画「TOKYOデシベル」舞台挨拶、辻仁成監督・松岡充・安達祐実・長井秀和・SUGIZO(ユナイテッドシネマ豊洲)

麻原彰晃も出演『朝生』舞台裏を上祐史浩が明かす

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麻原彰晃も出演『朝生』舞台裏を上祐史浩が明かす

 

 テレビ朝日の『朝まで生テレビ!』が30週年を迎えた。タブーに挑戦し続けたこの番組で、オウム真理教と幸福の科学の「対決」が実現したのは、1991年9月放送の「激論!宗教と若者」だった。オウムは教祖・麻原彰晃をはじめ幹部が集合。当時、オウムの広報部長だったのが上祐史浩氏だ。

 

「教組の大川隆法氏が出なかったので、オウムの『不戦勝』だったと思います。番組後の出演者の反応も、オウムの好感度のほうが高かった。それに当時、幸福の科学は『フライデー事件』が注目されていましたからね」(上祐氏、以下同)

 

 当時のオウムは、いわゆる「武装化」前の段階だった。だが番組中、麻原が隠していた本音を露わにした瞬間もあったという。

 

「麻原は『宗教を馬鹿にする気ですか!』と激高したり、『私はマイトレーヤ(仏教の救世主)です』と宣言もしました。宗教的真理を蹂躙する社会と、救世主として戦って勝利するという、麻原の妄想的世界観がにじみ出た。あのとき、私は視聴者に『変に思われるのでは』と思いましたが、あまり目立たずに終わりました」

 

『朝生』は、地下鉄サリン事件が起きた1995年にもオウムを取り上げ、上祐氏はその際も出演した。

 

「このときの『朝生』が事件の真相に肉薄したことは間違いありません。当事者が出てしゃべるんですから、どう弁明しようと、視聴者は何かを感じたでしょう。それが『朝生』の強さだと思います」

(週刊FLASH 2017年4月18日号)

指原莉乃が後輩にアドバイス「バラエティ担当って言うな!」

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指原莉乃が後輩にアドバイス「バラエティ担当って言うな!」

 

「アイドルが『バラエティ担当です』って言うと、芸人さんたちの目が死んでる」

 

 これが、後輩アイドルから「トークの技術を教えてほしい」と質問されたHKT48・指原莉乃の答えだった。

 

 指原とお笑い芸人の土田晃之がMCを務める番組『この指と~まれ!』が5月5日深夜に放送された。この番組は、毎週ひと組のアイドルグループをゲストに招くトークバラエティ。初回の5日は、名古屋のご当地アイドル、チームしゃちほこメンバーの秋本帆華、咲良菜緒、伊藤千由李が登場した。

 

 番組中、秋本がトーク技術の教えを請う場面があり、指原は「バラエティ担当」と自称するのはやめるべきとアドバイスした。

 

「私も最初は『バラエティ担当です、どうも、どうも~』って出てたんだけど、そういうのってつまんない。アイドルだけの番組では、それぞれの役割があるからいいけど、そこから一歩外に出て『バラエティ担当です、変顔どうですか~』ってやってたら、芸人さんたちの目が死んでることに気づいたの」

 

 これには当の芸人である土田も「賢い! そうなんですよ」と同意。

 

 指原は続けて「一歩外に出たとき、『あ、世間ってアイドルに厳しいんだな』って気づいて。そうやってまわりに気を使って生きていかなきゃいけないから、『グループの中での生き方』と『一歩外に出たときの生き方』の違いを気をつけていけば」と、バラエティとは思えないガチの回答をした。

 

 レギュラー番組を多数持つ指原のアドバイスとあって、説得力がある言葉となった。

川島海荷から安達祐実まで「今週の芸能予定表」

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『写真:中西祐介/アフロ』

『写真:中西祐介/アフロ』

 

5月12日(金曜)

[7時]
☆ 東京ディズニーシー新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」オープンイベント、サブライズ出演者(東京ディズニーシー)

 

[11時]
☆ 舞台「MOJO」製作発表、TAKAHIRO・波岡一喜・木村了・尾上寛之・味方良介・横田龍儀(セルリアンタワー・ボールルーム)

 

[13時]
☆ 舞台「ダニーと紺碧の海」ゲネプロ、松岡昌宏・土井ケイト(紀伊國屋ホール)

 

☆ 「忘れられない看護エピソード」朗読会、川島海荷(東京医療保健大学五反田キャンパス)

 

5月13日(土曜)

[9時]
☆ 日タイ修好130周年親善大使 任命式、ジェームス・ジラユ(代々木公園内ステージ)

 

[11時]
☆ サンリオピューロランド「夢みる☆ディアステージ」オープニングセレモニー、夢眠ねむ・藤咲彩音・成瀬瑛美・寺嶋由美・シナモロール(サンリオピューロランド)

 

[12時]
☆ 映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」初日舞台挨拶、石橋静河・池松壮亮(新宿ピカデリー)

 

[15時]
☆ 「南こうせつGREEN PARADISE」ゲスト多数(日比谷野外音楽堂)

 

[17時]
☆ ブルガリ母の日イベント、桐谷美玲(ブルガリ銀座タワー)

 

5月14日(日曜)

[11時]
☆ サンリオピューロランド「夢みる☆ディアステージ」オープニングセレモニー、古川未鈴・相沢梨紗・夢眠ねむ・最上もが・寺嶋由美・シナモロール(サンリオピューロランド)

 

[17時]
☆ T.M.Revolutionコンサート(さいたまスーパーアリーナ)

 

5月15日(月曜)

[11時]
☆ 故・蜷川幸雄さん一周忌「メモリアルプレート」除幕式、市村正親(彩の国さいたま芸術劇場)

 

 

☆ ジョイポリス・アニメとアトラクション・コラボイベント「おそ松さん in JOYPOLIS」A応P(デックス東京ビーチ シーサイドモール3F)
[12時]

 

☆ 海外ドラマ「リミットレス」DVD発売イベント、アキラ100%(六本木スタジオ)

 

[14時]
☆ 映画「家族はつらいよ2」イベント、橋爪功・吉行和子・西村雅彦・夏川結衣・中嶋朋子・林家正蔵・妻夫木聡・蒼井優(ユナイテッドシネマ豊洲)

 

[18時]

☆ 映画「武曲 MUKOKU」舞台挨拶、綾野剛・村上虹郎・前田敦子・風吹ジュン・小林薫・柄本明(よみうり大手町ホール)

 

☆ 「ザ・コンサルタント」DVD発売・デジタル配信イベント、ヒロミ(スペースFS汐留)

 

5月16日(火曜)

[11時]
☆ チアシードホワイトPRイベント、葉加瀬マイ・小原正子・マック鈴木(パセラリゾートグランデ渋谷)

 

[12時]
☆ 舞台「何はともあれ、聴いてください」会見、木根尚登・鳥越裕貴・才川コージ・高宗歩未(ポニーキャニオン)

 

[14時]
☆ 舞台「WA!」制作発表、岸谷五朗・吉沢亮・松井愛莉(ステラボール)

 

[19時]
☆ 映画「TOKYOデシベル」舞台挨拶、辻仁成監督・松岡充・安達祐実・長井秀和・SUGIZO(ユナイテッドシネマ豊洲)

 

5月17日(水曜)

[9時]
☆ 「大黄金展」純金将棋駒お披露目イベント、加藤一二三・つるの剛士(日本橋三越本店)

 

5月18日(木曜)

[11時]
☆ 「三井不動産クライミングパーク for TOKYO 2020」オープニングイベント、武井壮(三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲 シーサイドデッキ)

 

5月19日(金曜)

[10時]
☆ 「KCON 2020 JAPAN」ライブイベント、アーティスト多数(幕張メッセ国際展示場)

オードリー春日ラジオで話すネタのためフィリピンパブへ

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オードリー春日ラジオで話すネタのためフィリピンパブへ

 

「月並みですけど、ホームですね。なかったらと思うとゾッとします。いまとぜんぜん違っていたんだろうなって」(若林正恭)

 

「これがあるから自分の刺激になることを探していく体質になって。なかったら、家から出ないでしょうね」(春日俊彰)

 

 それが、土曜日にパーソナリティを務めるオードリーの、『オールナイトニッポン』(以下、ANN)への思いだ。番組は、2009年に2回の単発放送を経て、10月10日からレギュラー化。当初は「看板の重さは感じていたので、1回できただけで光栄」(若林)と恐縮していたが、いまや8年めに突入。あらためて、ラジオへの向き合い方を聞いた。

 

「テレビだと共演者がいるので、最大公約数を狙わざるをえないんですけど、ラジオは、内容がどうしてもドメスティックになりますよね。ファミレスや喫茶店にしゃべりに行くみたいな感じなので、2時間の放送で疲れたことないですし。長く感じたこともないですね」(若林)

 

「ラジオは感覚的にそんなに遠くに投げていないというか、何十人しか聴いてねえんじゃないかって(笑)。いちばん緊張しますけどね」(春日)

 

 ANNでは、ネタやキャラに頼らず、多くの時間をフリートークで勝負している。

 

「1週間をラジオに向けていっているというか。寝る間際に毎日、思うんですよ。話せることあったかなって」と語る春日は、先日も、最終の新幹線で名古屋に行った。ただただ、フィリピンパブ目当てで。

 

「迷ったんですけど、翌日ニッポン放送に入った自分を想像したら、行かないと困っているだろうなって」(春日)

 

 一方、若林は自然体だ。

 

「土曜日の22時くらいに入ってから、1週間のスケジュールを見直してネタを探します。メモは取っていないですね。そこで思い出せないことは、そんなに面白くないんですよ。始めたときからずっと、そのやり方は変わらないです」

 

 さて、今回の取材終了後の生放送。

 

「インタビューって、いっぱしのことを言っちゃうよね。『ANNはホームですね』だって」(若林)
「生意気だなー。どの口が言ってやがるんだよ」(春日)

 

 さっそくフリートークのネタにすると、2人は声を揃えて笑った。

(週刊FLASH 2017年5月2日号)

RCサクセション『雨あがりの夜空に』登場する車はサニーだった

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RCサクセション『雨あがりの夜空に』登場する車はサニーだった

 

「(忌野)清志郎とは、ソングライティングがいちばんの繋がりだった。この曲は、2人の関係で形として残った、絆と友情の大きな証しのようなもの」

 

 こう話すのは、RCサクセションのギタリストだった仲戸“CHABO”麗市。日本のロックの歴史は、RCサクセションとともに始まった。清志郎のボーカルとCHABOのギターは、ティーンエイジャーの憧れだった。

 

「当時、俺と清志郎はのべつ一緒にいて、酒よりもギター持って曲を作るのが遊びみたいなものだった。そんな毎日の中で、『ライブの最後に歌って盛り上がる曲を作ろうぜ』ってことになった。で、俺が最初にギターのリフを弾いて、『おう、いいな』って清志郎が詞を乗せてった。

 

 女性を車にたとえた詞は、ブルースの典型的パターンで、『おいらのポンコツ』は、あいつが乗っていたボロボロのサニーのこと(笑)。『発射』『ビンビン』とか、ちょっとセクシーなタッチがいいとかね。あいつのソングライティング力だね」

 

 じつは、シングル盤とライブで歌う歌詞が、一部違う。そこには、2人の特別な思い入れがあった。

 

「ディレクターに変更しろと言われて、サビ前の『雨あがりの夜空に吹く風が』を、『どうぞ勝手に降ってくれ ポシャるまで』に変えた。でも、『ポシャるまで、なんてよくねえよ』って、ライブでは戻して歌うようになった。ディレクターが悪いんじゃなくて、拒否できなかった俺たちの責任。『雨あがり~』でいちばん大事な歌詞だから。

 

 この曲は大ヒットしてない。あいつがいなくなってから膨らんだようなね。もし、生きているうちに認知されていたら、あいつ喜んだだろうな。ま、そんなもんかもね……」

 

<RCサクセション『雨あがりの夜空に』>

 

1980年1月21日発売
作詞:忌野清志郎、仲井戸麗市
作曲:忌野清志郎、仲井戸麗市 
編曲:RCサクセション、椎名和夫

 

<カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>

 

 譜面どおりに正確に歌うなら、サビの「こんな夜に」の「よ」の音は、ひとつ音が上に上がって「ソ」になる。みんな同じ音だと思っているだろうけど。でも、自分なりでいいと思う。誰が歌っても清志郎みたいには歌えないから。

 

<元RCサクセション/仲井戸“CHABO”麗市>

 

 1950年東京都生まれ。66歳。1972年フォークデュオ「古井戸」でデビュー。1979年にRCサクセションにギタリストとして加入。1991年よりRCの無期限活動休止を機にソロ、BAND活動へ。オフィシャルHP http://www.up-down.com


おそ松さんから米倉涼子まで「今週の芸能予定表」

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『写真:AFLO』

『写真:AFLO』

 

5月15日(月曜)

[11時]
☆ 故・蜷川幸雄さん一周忌「メモリアルプレート」除幕式、市村正親(彩の国さいたま芸術劇場)

 

☆ ジョイポリス・アニメとアトラクション・コラボイベント「おそ松さん in JOYPOLIS」A応P(デックス東京ビーチ シーサイドモール3F)

 

[12時]
☆ 海外ドラマ「リミットレス」DVD発売イベント、アキラ100%(六本木スタジオ)

 

[14時]
☆ 映画「家族はつらいよ2」イベント、橋爪功・吉行和子・西村雅彦・夏川結衣・中嶋朋子・林家正蔵・妻夫木聡・蒼井優(ユナイテッドシネマ豊洲)

 

[18時]
☆ 映画「武曲 MUKOKU」舞台挨拶、綾野剛・村上虹郎・前田敦子・風吹ジュン・小林薫・柄本明(よみうり大手町ホール)

 

☆ 「ザ・コンサルタント」DVD発売・デジタル配信イベント、ヒロミ(スペースFS汐留)

 

5月16日(火曜)

[10時]
☆ ドリームジャンボ宝くじ発売期間限定カフェオープンイベント、島崎遥香・吉田沙保里・宮本笑里(G735 Gallery)

 

[11時]
☆ チアシードホワイトPRイベント、葉加瀬マイ・小原正子・マック鈴木(パセラリゾートグランデ渋谷)

 

☆ ロッテ「キシリトールガム」発売20周年プロジェクト発表会、土屋太鳳・竹内涼真(仮)・佐藤詩織(欅坂46)・ヤバイTシャツ屋・椎名ひかり・ISSEI(ニコファーレ)

 

[12時]
☆ 舞台「何はともあれ、聴いてください」会見、木根尚登・鳥越裕貴・才川コージ・高宗歩未(ポニーキャニオン)

 

[13時]
☆ 海外ドラマ「GRIMM/グリム シーズン5」スーパー!ドラマTV放送イベント、アンガールズ・菊地亜美(秋葉原UDXシアター)

 

[14時]
☆ 「TOKYO NAILS COLLECTION 2017A/W」南明奈(東京ビッグサイト)

 

☆ 舞台「WA!」制作発表、岸谷五朗・吉沢亮・松井愛莉(ステラボール)

 

[17時]
☆ 映画「22年目の告白 私が殺人犯です」ジャパンプレミア、藤原竜也・伊藤英明・夏帆・野村周平・石橋杏奈・竜星涼・早乙女太一・平田満・岩城滉一・仲村トオル(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

 

[18時]
☆ GLAYライブ(市川文化会館)

 

[19時]
☆ 映画「TOKYOデシベル」舞台挨拶、辻仁成監督・松岡充・安達祐実・長井秀和・SUGIZO(ユナイテッドシネマ豊洲)

 

5月17日(水曜)

[9時]
☆ 「大黄金展」純金将棋駒お披露目イベント、加藤一二三・つるの剛士(日本橋三越本店)

 

[12時]
☆ 映画「パワーレンジャー」公開アフレコ、勝地涼・広瀬アリス・山里亮太(アバコクリエイティブスタジオ)

 

☆ 液体ふたえまぶた化粧品「アイトーク」新商品発売プレス発表会、おかずクラブ(アキバシアター)

 

[18時]
☆ 映画「こどもつかい」イベント、滝沢秀明・有岡大貴・門脇麦(イイノホール)

 

5月18日(木曜)

[10時]
☆ 映画「夜に生きる」イベント、梅沢富美男(ワーナー・ブラザース映画内幸町試写室)

 

[11時]
☆ 「三井不動産クライミングパーク for TOKYO 2020」オープニングイベント、武井壮(三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲 シーサイドデッキ)

 

☆ 伊藤園お~いお茶・新CM発表会、有村架純・ゆず(ベルサール渋谷ガーデン)

 

[12時]
☆ アニメ映画「バイオハザード:ヴェンデッタ」イベント、ペンギンズ(神楽座)

 

[15時]
☆ 舞台「シカゴ」公開稽古、米倉涼子(新宿村スタジオ)

 

5月19日(金曜)

[10時]
☆ 「KCON 2017 JAPAN」ライブイベント、アーティスト多数(幕張メッセ国際展示場)

 

[11時]
☆ 舞台「音楽喜劇『のど自慢』~上を向いて歩こう~」製作発表、森昌子・河合郁人(A.B.C-Z)・湖月わたる・上原多香子・寺西拓人・小川菜摘・前田吟・井筒和幸(渋谷エクセルホテル東急)

 

[13時]
☆ ライブ・スペクタクル「NARUTO?ナルト?」~暁の調べ~ゲネプロ、松岡広大・佐藤流司・伊藤優衣・良知真次(AiiA 2.5 Theater Tokyo

 

[18時]
☆ 舞台「あさひなぐ」ゲネプロ、乃木坂46・真琴つばさ(EXシアター六本木)

 

5月21日(日曜)

[11時]
☆ 京佳写真集発売イベント(福家書店新宿サブナード店)

 

5月22日(月曜)

[14時]
☆ Netflix映画「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」記者会見、ブラッド・ピット(ザ・リッツ・カールトン東京)

 

5月23日(火曜)

[18時]
☆ Netflix映画「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」ジャパンプレミア・サウンドバイツ、ブラッド・ピット(ザ・リッツ・カールトン東京)

 

5月24日(水曜)

[13時]
☆ ライザップ新CM発表会、石田えり(原宿クエストホール)

 

[18時]
☆ 「茂木健一郎×松岡修造のポジティブ会議」刊行イベント(東京交通会館)

 

5月25日(木曜)

[13時]
☆ 舞台「アイ★チュウ ザ・ステージ」制作発表、飯山裕太・丸目聖人・小波津亜廉(池袋サンシャインシティ噴水広場)

 

[17時]
☆ プロ野球横浜ベイスターズ始球式、諸星和己(横浜スタジアム)

 

5月26日(金曜)

[16時]
☆ シネマ歌舞伎「富金御目見得東海道」舞台挨拶、市川右團次(MOVIX)

ほぼ共演もなし「ウッチャンナンチャン」の2人は不仲なのか

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1999年、コンビで本誌に登場したウンナン

 2016年10月21日、南原が司会をする『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に内村がゲスト出演した。問題は10月であるにもかかわらず、これが昨年の「テレビ初共演」と銘打たれていたこと(正確には1月2日放送の特番で共演していた。ただし特番の収録は2015年)。

 

 南原は以前にも「会うのは年に5回」「年賀状を送るが、内村から来たことはない」などとネタにしている。

 

 映画学校時代のこと。内海好江師匠の前でネタ見せをする前日、ネタの相談をしようと思ったら……南原はクラスの女子学生と、楽しそうにゲームセンターのほうへ消えていった! それでも声を荒げなかった内村だが、さすがに怒りに震えながら一人でネタを書いた。このネタが好江師匠を涙が出るほど笑わせ、芸人への道が開ける。

 

 本当に不仲なのか?

 

「もともと昔からマネージャーも楽屋も別々だった。内村は映画やコントの志向が強く、南原は狂言や落語など伝統芸能に傾倒している。性格も正反対」(芸能プロ幹部)

 

「2人の出演する番組の企画を出しても、事務所に『なぜいまコンビの番組なのですか?』と却下される」(テレビ局プロデューサー)

 

 近年、「ウッチャンナンチャン」のコンビとしての仕事は、昔からやっているいくつかの特番のみになっている。

 

 だが、けっして「解散」はしないだろう。まさに「コンビの解散」をテーマにした映画『ボクたちの交換日記』を撮ったとき、内村はこう語っている。

 

「解散はないかな。今のところ(笑)。(略)今は一人でやる仕事がほとんどだけど、この先還暦ぐらいになったらまた二人の番組が始まるかもしれないし」

 

 その相方は、南原しかいない。

(週刊FLASH 2017年3月14日号)

バービーボーイズKONTA『目を閉じておいでよ』を語る

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バービーボーイズKONTA『目を閉じておいでよ』を語る

 

 1980年代、日本のROCK界を牽引したバービーボーイズ。杏子とKONTAによるハスキーなツインボーカル、異次元の超絶テクニシャンギタリスト・いまみちともたか、メロディアスなベーシスト・ENRIQUE、重厚なビートを刻むドラマー・小沼俊明による5人編成。

 

 今回の「運命の一曲」は、『目を閉じておいでよ』。本誌では書ききれなかったKONTAさんのインタビューを掲載しよう。

 

――まずは、『目を閉じておいでよ』についてのお話ですが。

 

(セールスは)17万枚弱だったと思います。上半期22位かな。つまんないことはよく覚えてます(笑)。

 

――この曲を初めて聴いたときのことを覚えていらっしゃいますか?

 

 5枚目のアルバムのレコーディングが1988年9月に始まったので、1988年の7月末か8月に、いまみちくんの家で聴いたのが最初だったと思います。いまみちくんが「こんなの作っちゃったよ」って言って。その頃は譜面を書いてたので、いまみちくんがギターを弾いて、その譜面を見ながら、こんな感じって。

 

――新曲を聴くタイミングというのはそういう感じだったんですか?

 

 ケースバイケースです。やっぱり長いツアーの後だと、それまでの疲労の蓄積もありますし、(メンバーの)顔を見たくねえなとか、お互いにあるんですよ(笑)。家族や子供よりも一緒にいる時間が長いから。あのときはたしかツアーが終わって、次のアルバムの準備に入るところで、そのツアーの最中にですね……。まぁ、いいや。30年経ってるんだから。当時のバービーのマネージャーが女性スタッフに、「そんなもん目を閉じてれば一緒だよ、すぐだよ」みたいなことを、今となってはセクハラもんですが、当時でもセクハラですが(笑)。「すぐだよ、同じだよ、やらせろよ」って、言われましたと。その話がバーッと広がって。とんでもないことを言うヤツだなって。半分は笑い話で、こんなことを言われちゃった、っていう。その話が耳に入って、「ゲラゲラ笑いながら作っちゃった」って、聴かせてもらったのが最初でした。あの話、聞いたろう? って。

 

――ヒットする感覚はありましたか?

 

 なかった。冗談半分で作っちゃったっていう感じがあったので、それだけ真面目に、誠実に、音は入れなきゃいけないだろうと。シビアにちゃんと作らないと、舐めてると思われるのが嫌だなと思った。真面目に言うのが最高のシャレなんじゃないのかなっていう感覚があったので。本気で言ってるんだぞ、って見せれば、みんなゲラゲラ笑うんじゃないか。こっちが真面目であればあるほど、コミカルに聴こえるんじゃないかと思ってたんですが、思いのほか、売れちゃったんです。しまった、マジに取られてるぞ、っていうのはありました。反響として。みんな真面目に受け取ってるじゃねーか、っていう戸惑いはありました。

 

――CMソングの話は?

 

 作ったあとですね。アルバムのレコーディングの中でも最初のほうに録ってます。レコード会社のスタッフも事務所のスタッフも真面目に取ったのかはわからない。

 

――曲の捉え方は人それぞれですからね。

 

 だから、ヘラヘラしながらライブパフォーマンスをしたら最後だな、と。いつも通り、吊り目で歌ったつもり(笑)。真面目にやってるところを笑ってくれと。ステージでもマイクスタンド傾けて、腰をなぞるようなポーズをしたりね、そんなバカバカしいことはないじゃない。そこまでのナルシシズムは俺にはない。でも、そこを乗り越えてやっちゃうと、もっと違うものが伝わるかもしれないとも思ってましたね。――この歌詞をそのまんま受け止めたら、ごちゃごちゃ言ってねーでやらせろよ、って歌になりますからね。

 

 そうです。目を閉じてればすぐなんだから、って。これって人間性の問題で。そう取られるんだったら、そういう要素が俺の中にもあるんだろうと(笑)。

 

――バンドのイメージだと、ほんとにやってそうなんですよね(笑)。

 

 真面目なジョークです。

 

――真面目に受け止められて困ったことは?

 

 長いツアーがありまして、ホテルの部屋の前に、ファンの女のコが毛布にくるまって待ってるっていうのはありました。何度か。

 

――そのファンは、目を閉じておいでよ、っていう気持ちで。

 

 目を閉じなくてもいい。俺が閉じたいよって(笑)。

バービーボーイズKONTA『目を閉じておいでよ』を語る

 

――シングルがヒットして変わったことは?

 それはあんまりなかった。

 

――バービーにとって、シングルがヒットすることはそんなに大きなことではなかった?

 

 言ってみれば、広告塔みたいな捉え方でしたね。こんなの出してますよ、っていうので、様子を見る。その売れ行きによってプロモーションのやり方も変わるだろうし、こっちのインタビューのタッチみたいなのも変わってくるだろうな、と思ってました。各勝負に勝っていればいい。大負けしなきゃ大丈夫っていう。そういう感覚で。こんなこと言っちゃなんだけど、シングルのカップリングはアルバムに入ってないんです。だからある程度、これはシングルでしか聴けませんっていう。そこである程度の売り上げを確保して、アルバムはどうなのよ、っていう。

 

――バンド名の由来について諸説あったのですが。

 

 バンド名どうしようかってときに……。まぁ、いいか。俺当時ね、暗い青年でね。バービードールが好きだったんです。

 

――当時、バービー人形を持ち歩いていた、っていうのは本当だったんですね?

 

 うん。で、酒飲みに行ってはカウンターに置いて一緒に飲んでたっていう。バーのカウンターにとん、と座らせて酒を飲んでた。バンド名どうするべ? って。俺、バービー人形が好きだから、バービーボーイズでいいんじゃねえかって。で、カタカナで書くと、長線が3本入るから、スペース取るぞ。情報誌でちょっと目立つぞって。当時は、「シティロード」や「ぴあ」があったから、ライブハウスの情報はそこで知る。近頃、よく見るけど、こいつらなんだろう? っていう人が来るんじゃないかと。

 

――杏子さんが加入して、ボーイズじゃなくなるわけですけど、バンド名を変えるという話にはならなかった?

 

 ならなかった。チャンバラトリオだって4人じゃないかって。

 

――一升瓶を持って、J・ガイルズ・バンドを歌っていたというのは本当?

 

 それは高校生の頃。やってました。ステージで飲んでましたね。

 

――KONTAさんに「できる?」って聞くと、なんでも「できる」って答えると、いまみちさんが、なにかのインタビューで言ってました。サックスも吹けると。

 

 俺、サックス吹けるよ、って自分から言いましたね。

 

――バンドを作るときに、サックスの音が欲しいっていう話になったんですか?

 

 バービーを始めるとき、けっこういい年になってたんですよ。俺が22歳で、いまみちくんが23歳だったと思うんだけど。当時、25歳過ぎてバンドやってるやつはバカだと思ってたから。だから組むときに、「これで最後だと思ってやろうぜ」って。で、「どういう編成でやる?」「キーボードは入れたくない」って、いまみちくんが言って。俺もそう思ってたけど。(キーボードは)おぼっちゃまくさいのと、金に困ってなさそうなのと、絶対に車持ってるでしょう? すると、こっちがひがむ(笑)。で、しかも、キーボードって、コード鳴らしちゃうと、天井と下(の音域)が決まっちゃう。発展のしようがない。だから、基本はスリーピースでやろうと。ベース、ドラム、ギターでやりたいんだが、プラスアルファ何か欲しいな、って話になったとき、俺、サックス吹けるよって言った。

 

――実際に吹けたんですか?

 

 吹けましたよ。楽器は持ってなかったけど、ある程度は吹けた。ただし、このバンドを始めるにあたって、アルトやテナーは使いたくなかった。というのは、楽器の形を見るだけで、どういうことをやるのか、見る人が想像ついちゃう。それは嫌だなと。じゃ、馴染みのないのにすればいいんじゃねーのかっていうんで、ソプラノにした。こう言っちゃなんだけど、日本でソプラノサックスを有名にしたのは、ケニーGと俺だよ。

 

――たしかに! バンドの基本的な構成ではあまりないスタイル。

 

 アンサンブルではあまりないですね。ソプラノは難しかった。アルトやテナーに比べると難しい。だから、「吹けないくせに吹けるって言う」って発言が出てくるんです。俺はどの楽器もイメージがあればできないことはないだろうと思ってるから。ある程度のトーンコンセプトがあれば、自分の用を足す程度にはできるだろうと思ってました。

バービーボーイズKONTA『目を閉じておいでよ』を語る

 

――最初にやった楽器は何だったんですか?

 

 ほんとはギターって言いたいけど。小学生の頃にバイオリンを習いました。小学校4年か5年。

 

――音楽としてはクラシックから?

 

そうですね。

 

――どのタイミングでロックに?

 

 並行してですね。ただ、バイオリンだと10年かかるんだろうなっていうことになると、じゃ、バイオリンで苦労したほうがいいんだろうか? って。真面目ですわね。発想としては。

 

――それは将来的に音楽を見据えた感じなんですか?

 

 ぜんぜんありません。

 

――舞台ですか?

 

ぜんぜんありません!

 

――どこだったんですか?

 

 高校で初めてバンドを組んだ、16歳か17歳。どの楽器もちょっとずつできるわけ。最初はドラムがいないから、俺がドラム叩こうって。そのうち、ドラムを叩きたいってやつが来て、同じ練習量で、俺より確実にうまくなる。ベースが抜けた、じゃ、俺がベースやろうと。同じことの繰り返し。全部乗っ取られて、俺、何やろう? 歌でも歌えば。歌ってやるよー! ってなもんですよ。

 

――バービーの歌は女性のキーで歌ってますが、それまでは?

 

 自分の声は高いほうだという自覚があった。ギターの美味しい、ギターがカッコいいキーっていうのは、男には高い。それこそ、ルー・リードみたいに、低い声の人じゃないかぎり。中途半端に高かったり中域だったりすると、目立たないでしょ。いっそ、上にいってやれと。そういうことになった。

 

――ツインボーカルのインパクトが強烈でした。杏子さんがバンドに加入するエピソードを読んだのですが。彼女の動員数をいただく、という発想で、ってなってますよね。

 

 それもひとつ。たしか最初のきっかけになったのは、ドラムの小沼くんが腕を折るかなんかあって、ライブを休まなきゃいけなくなったんです。でも、スケジュールはフィックスしてあった。じゃ、どうする? ゲストを呼ぼう、と。どうせだったら、あのねーちゃん呼ばねえ? って。前に対バンでやったことがあったから。ドスが利いてておもしれえから、ちょうど、俺と高さは同じくらいだぜ、って。それでやったのが、1983年8月8日か9日。たしか、杏子の誕生日の近くだった。デビュー曲とか、何曲か作っちゃった。

 

――最初のシングル『暗闇でDANCE』とか。

 

 そう。ゲストでやったっておもしろくないから、並立でやろうと。やったらこれがウケた。ウケちゃったもんだから、このまま思い出ですますのもなんだから、ちゃんとデモを作ろうよと言ってだまくらかして、何曲かデモテープを録ったわけです。デモさえ録っちゃえばなんとかなるべって。人さらいですね。

 

――KONTAさんはボーカリストで。女性ボーカルの加入は、バンドの方向性としても大きなことですよね。

 

 自分がボーカルであるっていうことに、それほどナルシシズムというのは感じてなくて。それまでにない形でやるんだったら、そのユニークさのほうが勝ちだろうと思ってました。いまみちくんはものすごく気を使って、お前大丈夫なのかって言ってたけど、俺はぜんぜん平気で。もうひとつ明け透けに言っちゃえば、歌う量は半分に減る。疲れないですむ(笑)。

 

――デュエットをロックでやるようなもので。見たことがない衝撃がありました。

 

 アメリカ的な、いやったらしいのになると、見つめ合いながらやるじゃないですか。あれが恥ずかしくて。だから、ビッと真正面を向いて。お互いに諍い合ってればそっちのほうがおもしろいぞと。

 

――2人が喧嘩してるくらいのイメージのほうがいいと。

 

 そうそう。同等でないとおもしろくないっていうのはずっとありました。

 

――歌詞の世界観もそうですね。

 

 女には女の言い分、男には男の言い分がある。で、女は男の足をすくい、男は女の首を絞める、みたいなね。そのスタンスは、いまみちくんのセンス。歌詞というのは、どこかよそ行きの言葉になっちゃってる部分があって、それが気持ち悪くてしょうがないっていうのはずっと言ってた。それは俺もそう思っていたので。じゃ、話し言葉でやってみようと。

 

――バービーの歌で衝撃だったのが2枚目のシングル『もォ やだ!』で。いやだじゃなくて、やだ、っていう。やだってそのまんま言うんだ、っていう。

 

 なぜよそ行きの言葉になっちゃうかというと、あれはね、歌謡教室の先生が歌を教えてたからなんですよ。歌謡曲の人たちに。だから、速いテンポでできないし、速いテンポで滑舌よくやったらなんとかなるんじゃないかっていうのが、我々のスタンスで。

バービーボーイズKONTA『目を閉じておいでよ』を語る

 

――1988年8月には東京ドーム公演を開催。いつかやりたい、という思いはありました?

 

 具体的にそういうものはなかった。絶対、俺らは売れるという根拠のない自信はあったけど、それがどういう形をとるのか、具体的なイメージはなかった。初めて武道館をやるときは、嫌で嫌でしょうがなかった。遠いじゃないですか。

 

――お客さんが?

 

 そう。嫌ですね。反応に時間差がある。こっちがなんかやると、中学校のラジオ体操を屋上から見てるような感じになる。他人事になっちゃうの。俺とお前がやってんだからな、っていうその関係が100あるんだ、1000あるんだ、っていうんじゃなくて、1万っていう塊がどんとあると、ありんこのような感覚になっちゃうんですね。俺は。外タレが来ても、武道館だと観に行きたくなかった。他人事になっちゃうから。うまいんだろうなー、でもなー、(演奏してる)手と聴こえてる音が違うなー。口と合わないなーっていう感覚ですね。(箱が)でかくなればなるほどね。いまだから正直に言っちゃうけど、嫌だった。

 

――バンドが成功してよかったことは?

 

(しばし、沈思黙考)希望は持てましたね。やりたいことができる。自分たちが。でも結局ね、押し切られるんですよ。システムみたいなものに。でも、ここを越えたらっていう希望はいつも持ってたような気がしますね。

 

――6枚目のアルバムで、初めて1位を獲って解散しました。

 

形の上では。

 

――ファンの一人としては、解せないわけです。

 

 なんて言ったらいいんだろう。なにをどういうふうにやれば、自分たちの思い通りにできるのか、っていうことがわかんなくなってたんですね。で、自分がやりたいのか、やらされているだけなのか、っていうのも、ちょっと曖昧になってた。それが辛くてしばらく活動休止して。アルバムを作って、ちょろっとツアーをするんですけど。そして、またそれぞれに頭を抱えて。もともと、メンバーが全員集まって、どうしようかっていう仲よしバンドではなかったので。それぞれ内側にこもっちゃって。あいつは裏でこそこそやってる、みたいな足の引っ張り合いがなかったとは言えない。

 

――事務所がわりと強引だったという部分ですか?

 

 バンドメンバーをバラ売りされ始めてからきつかった。あいつら、どうも仲よさそうに見えないって。そんなの仲よさそうに見えなくてもいいじゃねえかっていうのが、こっちの言い分なんですが。仲よさそうに見えないから別々に話をして手なずけちゃえ、みたいなことだったんじゃないかな。

 

――「LIVE EPIC 25」(2003年2月)で復活します。バービーの出演は、直前に発表になりました。

 

 なかなか発表されなかったのは、俺が出るのを嫌がったから。もういいんじゃねーか、っていうのが正直な感想で。解散して10年経つんだぜって。ずっと活動を続けてるんだったらいいけど。そもそも俺は、昔から再結成ものがカッコわるくて好きじゃなかったので、それを自分がやるのはどうなんだろうって。

 

――まわりの期待に推されてやむをえず、みたいな感じだったんですか?

 

 最後は、丸投げでした。もう、まかせるよと。やるかやんないか決めてって。

 

――前向きではなかった。

 

 ですね。

 

――解散後も杏子さんはバービーをやりたい、と発言されてますね。

 

 彼女は解散した当初から一貫してるから、それは立場こそ違え、見解こそ違え、俺は納得してる。

 

――レイザーラモンRGさんは、KONTAさんに「これからはお前が歌っていけよ」って言っていただいたって。

 

 ふふふ。言いました。君にまかせた! って。

 

――椿鬼奴さんとRGさんのバービーを見て、どう思ったんですか?

 

 自分とつなげて考えるわけではないですからね。ははぁ、こういうふうになったのかって。こういうふうに解釈できるのかって。

 

――おもしろくは見られたんですか?

 

 うん。おもしろく見てた。

 

――じゃ、バービーの後任ボーカリストはRGさん……。

 

 俺の役は君にまかせたって(笑)。

 

――RGさん、きっと真面目に受け取ってますよ。

 

 いいじゃないですか。

 

――バービーボーイズが再結成したら、ボーカルはRGで、って思ってますよ?

 

 いい。

バービーボーイズKONTA『目を閉じておいでよ』を語る

 

――バービーボーイズをやっててよかったことは?

 

 自慢げに人に語れることが、ひとつくらいはあるっていうこと。

 

――KONTAさんにとって『目を閉じておいでよ』はどんな存在ですか?

 

 欠けはじめのハネムーンでしょうかね。この頃から、バービーに対する疑問とか猜疑心というのが生まれてきたような気がする。この曲が、という意味ではなく。この時期、この曲の頃っていう意味ですね。

 

――いちばんのシングルヒットが生まれたタイミングで……。

 

 そうですね。蜜月の終わりっていうのはそういうもんじゃないでしょうか。どんどんバービーボーイズっていうバンドに対するリアリティ、実感みたいなものが、薄れてきたんです。

 

――バンドが大きくなりすぎたってことですか?

 

 知らないことが多すぎた。これが決まったからね。いつ決まったの? 誰が決めたの? 俺がそう言うと、怒ってるわけじゃないけど、怒ってるように聞こえるらしくて。答えてもらえないんですよ。あまりにもシステマティックになって、リアリティを見失ったんでしょうね。

 

――解散はバンドの方向性、音楽性がどうのっていうわけではなかったと。

 

 もともと(音楽性は)ぜんぜん違う、全員。だから一緒にできてたんで。こんなもんあるぞ、やってみようじゃないか、って手を出してつまんでいくっていうようなね。そういう感覚でずっといたかった。

 

――バンドを取り巻く環境の問題だった。

 

 それもあるだろうし、でも、こういっちゃなんだけど、俺がマイナー志向なんでしょうね。きっとね。狭いところが好きだから。

 

――1万人の代々木体育館(「LIVE EPIC 25」)で、バービーが登場した瞬間、痺れました。そういう感覚は?

 

 だから(MCで)憎まれ口叩くわけじゃないですか。「明日からふつうの中年に戻ります!」って。ほんとに、感激っていうのはなかった。

 

――小さい箱だとそうはならない。

 

 勝負だぞ、っていう感じになる。

 

――読者に、カラオケでのワンポイントアドバイスをお願いします。

 

 まず第一に、いちばん大事なことは、けっして一人では歌わない(笑)。女性と一緒に。もうひとついうと、惚れてる女とは歌っちゃいけない。うまく歌えば歌うほど、疑われますから。2人の関係性がね。どっちかというと、ニュートラルな相手のほうが、それぞれがターゲットにしてる相手に対して歌うから、バービーと同じスタンスになります。あと、「き、し、に、す、く」。これね、気をつけて。母音を乗せるところと、子音だけで発音するところをちゃんと聴いてください。音符によって使い分けてますから。そこで言葉がクリアに聞き取れるか、聴き取れないかが決まる。「い、き、し、ち、に、う、く、す、つ、ぬ」とか。母音を乗せるか乗せないかを的確に聴き取って、判断して歌ってください。レコーディングのとき、いまみちくんが言うんです。「そこは母音乗せて」って。

 

●データ
バービーボーイズ/目を閉じておいでよ
1989年1月1日発売
作詞:いまみちともたか
作曲:いまみちともたか
初登場:1989年2月2日 10位
最高位8位 ランクイン3週
売上枚数 16.8万枚(1989年)

 

●KONTAプロフィル
 1960年東京都生まれ。56歳。1984年、バービーボーイズのボーカリスト兼サックスプレイヤーとしてデビュー。『チャンス到来』『女ぎつねon the Run』ほか、数々の名曲を残し、1992年に解散。その後、ミュージシャン、パフォーマー、俳優、ナレーターとして活躍。近年は即興演奏をもとにしたワークショップもおこなっている。9月1日~27日、座・高円寺レパートリー「ピノッキオ」に出演。KONTAオフィシャルサイトhttp://kontaminate.net

大石絵理「中華ディナーしてから映画館デートしたい!」

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大石絵理「中華ディナーしてから映画館デートしたい!」

 

『PON!』から『Going! Sports&News』のお天気キャスターへ。いまもっともセクシーなお天気お姉さんの、気になる「恋模様」は?

 

「ジム通いにハマっています。週に2、3回。1時間半筋トレして、30分ランニングというメニュー。いちばん好きなトレーニングはスクワット。7種類に分けて細かくお尻を鍛えてます」

 

 スポーツ観戦もマイブームだ。

 

「もともとインドア派なので、縁がなかったんですけど、仕事で観る機会が増えて好きになりました。野球が一番でしたが、最近はラグビー観戦も楽しかったです」

 

 体育会系な男性がタイプだという。

 

「身長175cm以上でガッチリした体型が好き。理想のデートは映画館。いちばん後ろのいちばん端っこの席で観たいんです。私、なんでも端っこが好きなんですよね。レストランの席とかも。寝るときのベッドも部屋の端っこに置いています。

 

 最近、ホント恋してないんですよ。中華が好きなので、年上男性と中華ディナーしてから、映画館の端っこの席でキスする、みたいなデートに憧れます」

 

おおいしえり 23歳 1993年12月22日生まれ 東京都出身 T166・B80W58H80 「ミスセブンティーンファイナリスト」の現役女子大生モデル。『PON!』(日本テレビ系)のお天気お姉さんを経て、4月から『Going! Sports&News』(日本テレビ系)のお天気キャスターに就任。また、新バラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)で初のMCに。AbemaTV『徹の部屋』にレギュラー出演中。最新情報は公式ツイッター(@EriOishi3)にて

 

スタイリスト・米丸友子
ヘアメイク・双木昭夫
写真:小池伸一郎

(週刊FLASH 2017年5月2日号)

瀬古利彦が『しくじり先生』を語る「カットされた替え歌が残念」

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「先生になってテレビで1時間話すことなんてなかなかないので、自分から出たい! と申し出たんです。周囲には止められたんですが、自分の失敗を東京五輪に出場する選手に伝えたかった」

 

 マラソン界のレジェンド瀬古利彦(60)は、オリンピックに二度出場するもメダルを逃したわけを告白した。

 

「ひとつの原因は怪我。ロス五輪に向けた前々年の北欧での練習中、公園で日光浴をしている全裸の女性に見とれて足を捻挫した。番組では『全全全裸』とRADWIMPSの『前前前世』にかけて話しましたが、替え歌も歌っていたんです。カットされてしまい、残念です(笑)」

 

 もうひとつの原因はプレッシャー。

 

「モスクワ五輪を日本がボイコットしていたので、ロスでは8年分の期待がかかっていた。寝ているとき以外は常に『頑張って!』と言われる生活でプレッシャーを感じ、練習をしすぎて五輪直前に体を壊し、メダルを逃した」

 

 現在、瀬古は東京五輪に向けたマラソン強化・戦略プロジェクトのリーダーをまかされている。

 

「今度は僕が、選手たちがメダルを持ち帰れるよう監督する立場になった。五輪だから特別と考えず、ふだんどおりを心がけるのが大切と教えたい。番組の反響? 久々に若い女性から声をかけられたのはよかったかな(笑)」

 

※2017年3月13日放送

 

せことしひこ 1956 年7月15日生まれ 五輪代表に3度選出された日本マラソン界の第一人者。現役引退後は指導者の道に進み、2013年から横浜DeNAランニングクラブの総監督を務める

 

(週刊FLASH 2017年5月9日、16日合併号)

内山信二が『しくじり先生』を語る「金に狂った嫌なガキでした」

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内山信二が『しくじり先生』を語る「金に狂った嫌なガキでした」

 

「子役界のお金の話というのはタブー中のタブー。でも年齢的にそろそろ話していい年になったかなと」

 

『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)に6歳から生徒役で出演し、一躍売れっ子の子役となった内山信二(35)が告白したのは子役時代の金銭事情。

 

「子供用の可愛らしい財布なんですけど、中には常に5万円くらい入っている。しかも大人を舐めきってて挨拶もしないし、打ち合わせが喫茶店だと帰る。金に狂った嫌なガキでした(笑)」

 

 ピーク時の最高月収は3000万円。しかし14歳で「あっぱれ」を卒業すると仕事が途絶えた。

 

「引きこもった時期もありましたが、親も金銭感覚がおかしくて貯金ゼロ。そこで引っ越し業者などのバイトを始めた。子供のころはお正月にテレビ局に出入りすれば100万円のお年玉がもらえたのが、動けなくなるまで働いてやっと1万円。お金の重さを実感した」

 

 数年のブランクを経て、さんまやデブタレントの先輩たちに支えられ再ブレイクを果たした内山。今の子役たちへのメッセージは?

 

「周囲の人への感謝を忘れちゃいけないってことですかね。でも今の子役の子たちはすごくちゃんとしてるから。俺が叱ってほしいくらい(笑)」

 

※2015年11月2日放送

 

うちやましんじ 1981年9月25日生まれ 子役を経てデブタレント四天王の一人としてバラエティ番組で活躍。『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に火曜レギュラーで出演中
(週刊FLASH 2017年5月9日、16日合併号)

木村佳乃から吉田沙保里まで「今週の芸能予定表」

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『写真:中西祐介/アフロ』

『写真:中西祐介/アフロ』

 

5月22日(月曜)

[13時]
☆ 写真家・早田雄二生誕100年写真展(ニュースパークイベントルーム)

 

[13時]
☆ 「J:COM Wonder Studio」半崎美子トーク・ライブイベント(東京ソラマチJ:COM Wonder Studio)

 

☆ ローズフェスティバル2017トークイベント、池田理代子・朝海ひかる(京成バラ園)

 

☆ 江宏傑(ジャン・ホンジェ)琉球アスティーダ入団会見(アンダース東京)

 

[14時]
☆ Netflix映画「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」記者会見、ブラッド・ピット(ザ・リッツ・カールトン東京)

 

☆ 映画「LOGAN/ローガン」ヒュー・ジャックマン来日(成田空港第2ターミナル)

 

[18時]
☆ 映画『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』飲み会イベント、吉田類・伊藤淳史・松本妃代(角川シネマ新宿)

 

☆ キャシー中島芸能活動50年キルト45年パーティー、勝野洋(ホテル椿山荘東京)

 

5月23日(火曜)

[13時]
☆ 映画「光をくれた人」イベント、木村佳乃(アキバシアター)

 

[15時]
☆ 映画「家族はつらいよ2」舞台挨拶、橋爪功・小林稔侍・風吹ジュン(スペースFS汐留)

 

[18時]
☆ Netflix映画「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」ジャパンプレミア・サウンドバイツ、ブラッド・ピット(ザ・リッツ・カールトン東京)

 

☆ バレエ公演「海賊」公開ゲネプロ、熊川哲也(Bunkamuraオーチャードホール)

 

☆ 映画「生きとし生けるもの」完成披露、津川雅彦(角川シネマ新宿)

 

☆ イケメン弁護士・佐藤大和出版イベント(八重洲ブックセンター本店)

 

☆ 「スマイル展 curated by ホフディラン」オープニングイベント、ホフディラン(寺田倉庫本社ビル)

 

5月24日(水曜)

[5時]
☆ 映画「光」カンヌ映画祭公式上映、永瀬正敏・水崎綾女・神野三鈴・藤竜也(カンヌ)

 

[9時]
☆ 「いけばなの根源池坊展 東京花展」開会式・映画「花戦さ」イベント、高橋克実・森川葵(日本橋三越)

 

[10時]
☆ 舞台「赤毛のアン」制作発表、美山加恋・さくらまや(マウントレーニア渋谷)

 

[12時]
☆ 「アートアクアリウム2017」開催概要発表、上戸彩(日本橋三井ホール)

 

[13時]
☆ ライザップ新CM発表会、石田えり(原宿クエストホール)

 

[15時]
☆ 映画「美しい星」イベント、リリーフランキー・亀梨和也(明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン)

 

[18時]
☆ 映画「兄に愛されすぎて困ってます」イベント、土屋太鳳・片寄涼太・千葉雄大・草川拓哉・杉野遥亮(新宿ピカデリー)

 

☆ 「茂木健一郎×松岡修造のポジティブ会議」刊行イベント(東京交通会館)

 

5月25日(木曜)

[11時]
☆ 「an まかないフェス 2017」オープニングイベント、りゅうちぇる(中野四季の森公園)

 

☆ 映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」公開アフレコイベント、広瀬すず・菅田将暉・宮野真守(アバコスタジオ)

 

[13時]
☆ 舞台「I LOVE A PIANO」公開稽古、屋良朝幸・上口耕平・吉沢梨絵・小此木まり・樹里咲穂・鈴木壮麻(DDDクロスシアター)

 

☆ 舞台「アイ★チュウ ザ・ステージ」制作発表、飯山裕太・丸目聖人・小波津亜廉(池袋サンシャインシティ噴水広場)

 

☆ 岡ゆう子新曲発表会(キング関口台スタジオ)

 

[14時]
☆ ザ・ビートルズ「サージェント・ペパーズ」50周年盤発売イベント、高木ブー(タワーレコード渋谷)

 

[15時]
☆ 舞台「レ・ミゼラブル」取材、福井晶一・吉原光夫・知念里奈・昆夏美・生田絵梨花・森公美子(帝国劇場)

 

[16時]
☆ 香西かおり30周年リサイタル(新宿文化センター)

 

☆ DVDアニメ「東京ふたごアスレチック」発売イベント、赤井沙希・ザたっち(浜松町・みなと貸し会議室)

 

[17時]
☆ プロ野球横浜ベイスターズ始球式、諸星和己(横浜スタジアム)

 

☆ 沖縄めんそーれフェスタ2017前夜祭、バービー・具志堅用高(サンシャインシティ展示ホール)

 

5月26日(金曜)

[16時]
☆ シネマ歌舞伎「富金御目見得東海道」舞台挨拶、市川右團次(MOVIX)

 

5月27日(土曜)

[13時]
☆ 1日限定「六本木牧場」オープン、吉田沙保里(六本木ヒルズアリーナ)

 

☆ DVD「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~」発売イベント、川平慈英・七海・松本勝・岡安泰樹・板尾創路(タワーレコード渋谷)

 

[14時]
☆ H.I.S.SUPER SUMMER SALEバリ島PRイベント、ベッキー(ラゾーナ川崎プラザ・ルーファ広場)

 

5月28日(日曜)

 

5月29日(月曜)

 

5月30日(火曜)

[10時]
☆ 川崎麻世新曲発売ミニライブ(HMV&BOOKS TOKYO)

 

[18時]
☆ 映画「パトリオット・デイ」イベント、池上彰・関根麻里(明治安田生命ホール)

 

5月31日(水曜)

[12時]
☆ 「世界禁煙デー記念イベント」吉田沙保里・平原綾香(ベクトルスタジオ)

 

[13時]
☆ 「全国プロポーズの言葉コンテスト2017」授賞式、ぺこ・りゅうちぇる・IMALU・桂由美・假屋崎省吾(青山セントグレース大聖堂)

 

6月2日(金曜)

[13時]
☆ ローズフェスティバル2017イベント、桂由美・TAKAYA(京成バラ園)


ブレイク必至の女ピン芸人「石出奈々子」

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次にブレイクする女ピン芸人石出奈々子_1

 

「女芸人研究家」の新道竜巳氏(40)が、ブレイク必至の女ピン芸人として選んだ石出奈々子は芸歴8年め。

 

 新道氏は「ネタ中のほうがふだん以上にかわいく見える。だから大好きだけど、口説こうとは思わない。女芸人の最高峰の表現方法」と絶賛する。「ジブリのヒロイン」ネタで、今年『R-1』3位の実力派だ。

 

 石出本人が語る。

 

「もともとテレビに出る側に憧れていたものの、大学卒業時に勇気がなくてバラエティ番組のADに。でも激務で辛くて、同じ大変さなら出る側に挑戦しようと、養成所に入りました。

 

 その後はコンビを組んだり、通販番組のリポーターなど、いろいろ経験したんですがダメで。最後、ピンでやってみて無理なら諦めようと始めたら、今の事務所に入ることができました。

 

 ピン芸人は自分の好きなことができるので、私は楽ですね。女性を前面に出すとやりにくいこともまだありますが、最近は女性らしくやったほうがいいと思っているので、新道さんにそう言っていただけたのは嬉しいです。

 

『ジブリのヒロイン』ネタもそのひとつですし、女性ならではの視点を持って、まわりの人に勝てるようにおもしろくなりたい。ただ、下ネタはまだおもしろく返せなくて悩み中です(笑)。

 

 今後の目標は、2019年公開と噂のジブリの新作の声優をやりたい。番組だと『ヒルナンデス』のリポーターが夢。朝と昼が似合うポップな芸人、『キングオブポップ』を目指しています」

 

いしでななこ 1984年9月30日生まれ 千葉県出身 大学時代に女優、卒業後はAD、コンビ芸人、リポーターなどを経験した後にピン芸人に。『名探偵コナン』ネタなどレパートリーは広い
(週刊FLASH 2017年5月9日、16日号)

明石家さんまや中島みゆきを育てたオールナイトニッポン秘話

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『中島みゆき。写真:ニッポン放送』

『中島みゆき。写真:ニッポン放送』

 

さんまや鶴瓶のラジオ、テレビ番組の構成で知られるが、中島みゆき、谷山浩子、松任谷由実、鴻上尚史ほか、ANNも数多く手がけている。

 

 初仕事は1974年4月開始の諸口あきらのANN火曜。カントリー歌手で俳優の諸口は京都在住。本人に頼まれたという。また、さんまと同時期、中島みゆきの月曜1部の構成も担当していた。

 

「みゆきさんとはデビュー直後からのつき合い。コンサートの構成など手伝っていましたが、毎日放送のラジオ『ミュージックマガジン』でがっつり仕事をした」(寺崎氏)

 

 中島みゆきは1978年10月から半年間、『ミュージックマガジン』の金曜を担当。「今日も元気だ、男がうまい」というコーナーがあったように、歌とトークのギャップが大きく、ANNの原点的番組とされる。実際、亀渕昭信がこの番組を聴いてオファーし、ANNは始まったのだ。

 

「21時に局入りして1万通ほどのハガキのなかから、コーナーごとに10枚くらいずつ選んで、みゆきさんに渡す。一人きりでは心細いようだったから、スタジオには一緒に入っていました。ただ、寺崎でなく『ポチ』という名で、犬のようにほとんど話さなかった(笑)。東京で驚いたのは、冒頭トークの放送台本だけで原稿用紙20枚も書く作家がたくさんいたこと。ボクはキューシート(進行表)にCMとコーナーを入れるくらい。みゆきさんには『ポチ』の名入りの原稿用紙を作ってもらっていたんですけれどね」(寺崎氏)

 

 新しい才能の発掘はANNの伝統だ。

 

「50周年記念パーソナリティオーディションに合格し、月曜の『ANN 0(ZERO)』を担当するお笑いコンビのランパンプスには、2年半前のラジオをやりたい芸人によるイベントのときから注目していました。木曜深夜にこだわりを持つ岡村隆史さん、オードリー、みんなラジオ愛が深いんですよね。4月から始まった菅田将暉さん(月曜)、意外な人選でしたが、荒削りな部分も含めて面白かった。新しいリスナーを開拓しそうですよね」(放送作家の川野将一氏)

(週刊FLASH 2017年5月2日号)

ブレイク必至の女ピン芸人「ゆーびーむ☆」

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ブレイク必至の女ピン芸人「ゆーびーむ☆」

 

「女芸人研究家」の新道竜巳氏(40)が、ブレイク必至の女ピン芸人として選んだ「ゆーびーむ☆」は芸歴6年め。

 

 新道氏いわく「ゆーびーむ☆はタレント能力が高い。チャラいけどいい人」。芸人になったのは成り行きだった。ゆーびーむ☆本人が語る。

 

「大学時代に友達と『お金ほしいね~』と『1000万円ゲット』で検索したら、『M-1』のHPが出てきたんです。周囲から『お前らおもしろい』と言われることが多かったので、ウチらいけんじゃね? と、ネットで見たネタを完コピして挑戦。でも、ネタを完全に忘れて一回戦で落ちました。その後、誘われた事務所に入って、お笑いとグラビア半々のDVDを出したり。

 

 2012年にコンビを組んで今の事務所に入ったけど、3年で解散。でもマネージャーが、『お前は一人でも大丈夫だからネタ作って見せに来い』と。『ネタ作ったことないし、書けません』と言ったら、『なんでもいいから好きなことやれ』と言われたので、しゃぼん玉吹いたり、フリップぶん投げたりしてたら、たまたま1本いいネタが出来て。

 

 そのネタで『ABCお笑いグランプリ』の決勝に進めたんです。だから芸人というより『パフォーマー』です(笑)。

 

 見た目でチャラいとか言われますけど、超真面目でいいヤツです! その証拠に、犬とか子供にめっちゃ好かれますから。夢はタワーマンションに住むこと。お金持ちになれたら1Fにレストラン、2Fにキャバクラみたいなひと晩中遊べるビルを建てたいです」

 

ゆーびーむ☆
1988年9月8日生まれ 神奈川県出身 2011年に芸人活動を開始し、2015年からピン芸人に転向。今春より、『SUPERGT+』(テレビ東京系)で、リポーターに挑戦中

(週刊FLASH 2017年5月9日、16日号)

梅沢富美男「舞台の上で死ぬのが本望。腹上死だけは嫌だ」

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 近ごろ、テレビで見ない日はないほどのスター・梅沢富美男(66)にお叱りを受けるため、写写丸は直撃取材ならぬ直撃「願い」を試みた。

 

「怒ってくださいって、僕ねぇ、テレビ以外に私生活でも年がら年中、怒っているわけじゃないからね。考えたらわかるような理屈が通らねぇっていうのが嫌いで怒るだけ」

 

 と、前置きしたうえで、FLASH読者に怒りのひと言。

 

「読者は40歳以上が多い? そうならば、『ゆとり世代という言葉は今の若い子たちではなく、むしろ俺たちジジイババア世代に、だろ』って告げたいね。若い子たちの生活は厳しさを増す一方だよ。バブル期を経験した中高年者のほうこそ腑抜けになっちゃった。背筋をもっとシャンと伸ばしてシッカリと生きろと叱りたいね。あっ、こうやって怒ると読者の皆さんからも嫌われるんだろうなぁ(笑)」

 

 ありがたいお叱りの言葉からは、もう話が止まらない。渦中だったあの人物にも観察眼を光らせる。

 

「森友学園の籠池泰典理事長が証人喚問のときにしゃべり倒したでしょ。役者の俺にはわかる。あれ全部嘘だから、芝居として振る舞ってるからできるんだよ。あの人に、ちゃんと芝居をさせたら、いい役者になるだろうな(笑)」

 

 いまや、本業以外に情報バラエティ系番組などで引っ張りだこ。コメンテーターとして見ない日はないくらいの人気を誇る。

 

「連日テレビで怒ってばかりいるせいか、最近、若い人たちが俺のことを役者とは知らず、女装趣味の評論家とか、元プロゴルファーとか。もう訳のわかんないことを言われてんだよ(笑)」

 

 読者の皆さまはご存じのとおり、梅沢の芸能人生の原点は大衆演劇にある。

 

「20代のとき、兄のすすめで嫌々、女形を演じた。それで意外にも、人気者になった。『夢芝居』が1983年に大ヒット。それをきっかけに、翌年から『360日コンサートツアー』を開始したんだよ。ツアーは7年間も続いて、その間のギャラは1日700万円。ただし、700万円のなかからほかの役者やスタッフ、バンドさんたちのギャラも賄わなければならなかった。が、自分のマイホームはもちろんのこと、兄弟の家まで建てるほど稼げるだけ稼いだね」

 

■「発言に遠慮はしない。ダメなら降ろしてくれ」

 

 若い時代の梅沢には、役者として怒りがこみ上げることがあったという。

 

「有名になったころ、マスコミは僕のことを、わざわざ『大衆演劇』の役者さんっていう。いやいや、何を言ってんだ。歌舞伎にせよ、なんでも、芝居は大衆のためにあるもんだろって」

 

 その思いが芸能人生の転機となった、コメンテーターへの道に繋がったのかもしれない。

 

「最初は『ミヤネ屋』(日本テレビ系)の出演オファーを断わっていた。中学しか出てない僕にはインテリ然としたコメントができないから。そんなとき、ウチの身内たちがテレビを観ながら、容疑者に、『馬鹿野郎!』とか、『親の身になってみろ!』と吼えている様子を目のあたりにした。コイツらの代弁でいいのなら俺にもできそうだと思い、出演を決心したんだよ」

 

 だが、気に入らないことを思慮分別もなしに怒りまくるわけではない。

 

「この年にもなれば、言っていいことと悪いことの分別ぐらいつく。が、言っていいことと悪いことの、あいだってあるでしょ。そのあいだの話をテレビで言い続けていきたい」

 

 冒頭で言っていた、理屈の通っていないことが嫌い。それは番組制作者に対しても同じだ。

 

「もし発言に気に食わないことがあれば、いつでもクビにしてくださいよ。こんな俺を番組に出させたいのであれば、視聴者からクレームの嵐が起こることぐらい覚悟したほうがいいですよ、と番組担当者へ引導を渡している。

 

 お芝居で、『今日のお客さんは真面目な“色”だな』ってふうに言うんだよ。バラエティ番組も一緒。視聴者から飽きられないように、番組ごとに違う“色”を汲み取ったコメントを心がけている。絶対にカンペは読まない。

 

 その甲斐あって、『梅沢さんが出演すると番組視聴率が3%アップする』という評価もいただいていると聞いたよ」

 

 ここまでの話からわかるように、任侠気質からくる面倒見のよさ。義理人情を重んじる人づき合い。清濁併せ呑む心の広さ。修羅場を乗り切る胆力。建前に引きずられない勝負強さ、といった梅沢スタイルの原型は舞台で作られた。それゆえ、役者稼業を死ぬまで全うする構えを示す。

 

「死ぬときは舞台の上で死ぬのが本望。腹上死だけは嫌だ。男の恥だからねぇ。おまけに最近、俺の下半身にいるアナコンダもどんどんダメになっちゃって、全然遊んでないや(笑)」

 

 最後には笑えるオチをつける。場の色に染まり人を喜ばせたいという、つねに「大衆」と向き合った役者の真髄を見た。

 

 続いて、梅沢の名言を紹介しよう。

ブレイク必至の女ピン芸人「らんまるぽむぽむタイプα」

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「女芸人研究家」の新道竜巳氏(40)が、ブレイク必至の女ピン芸人として選んだ「らんまるぽむぽむタイプα」は芸歴4年め。

 

 新道氏が「見せ方がうまい。セルフプロデュース能力に長けている」と評すとおり、常にガスマスクを装着し、グラビアもこなす“ミリタリーアイドル芸人”だ。らんまるぽむぽむタイプα本人が語る。

 

「海外ロケに行く『ロケみつ』という番組に出ていた桜 稲垣早希さんに憧れて、よしもとの養成所大阪校のタレントコースに入りました。

 

 ミリタリー好きになったのは、シューティングゲームがきっかけ。自衛隊基地の一般開放日に戦車を見に行って、『本物はこんなにカッコいいんや!』と、カミナリが走ったんです。

 

 初めはミリタリー好きを隠していましたが、先生に『それは押していったほうがいい』と言われ、ガスマスクをつけるようになりました。

 

 養成所を卒業後、すぐに東京に出てきてからは、自衛隊のイベントに呼んでもらったり、若手芸人の劇場・ヨシモト∞ホールに出ていました。ネタは『細かすぎる自衛隊ものまね』。昨年末によしもとを辞めるまで、いちばん下のランクから抜け出せなかったんですが、自衛隊ではバカウケでした(笑)。

 

 ガスマスクは、『顔のブラジャー』なので常につけています。
15種類持っていて、これはいちばん盛れるマスク。手に持っているのは、『彼氏の右腕』。私の彼氏は、87式自走高射機関砲、通称87AWなんです。なので夢は、彼氏の『ホンモノ』を買うことです」

 

らんまるぽむぽむたいぷあるふぁ
3月15日生まれ 2013年活動開始。YouTube公式チャンネル「ぽむTUBE」で、サバイバル術や自衛隊関連の模様をアップ。書籍『彼氏にしたい陸上兵器(仮)』を今夏発売予定

(週刊FLASH 2017年5月9日、16日号)

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